ヘンなカタチの指輪(オパール)

オパール2石(メキシコオパール、ウォーターオパール)、シェル3石


カタチがヘンですが、でも奇をてらってこのカタチにしたわけではありません。
このオパール2石、透明感もあってアタシは良い石だと思いますが、正直安い石なんです。
で、安い石って原因があって安いわけですが・・・この石は遊色の出る角度が非常に微妙なんです。
ウォーターオパールの方は正面から見て正面から光が当たっていると、ただの透明な石としか見えない感じ。 ですが、斜めというか真横から光があたるとキレイな「虹色」、少しずつ色が出るわけじゃなく全色一緒に出て本当にキレイです。 でも、そういう石だとペンダントには不向きですよね。 ペンダントはたぶん正面から見られることが多いはず。ということは色んな角度から見られる指輪向きな石かな・・・ と思い仕舞ってありました。 でも、やはり1石だとちょっと弱いかな・・・なにか上手いこと出来ないものか・・・と考えていたところ、似たようなサイズの メキシコオパールがあったじゃないか・・・と一緒に使うことにしました。 このメキシコオパールもウォーターオパールほどではないけど遊色が出ない。


そして・・・本当はもう1石、たぶん一番一般的なオパール(地色が白のオパール)を下に入れるつもりでいましたが・・・ サイズの合うのがなく断念。
でも銀のままにしておくのはちょっとイヤで(たぶんキレイに磨けないから)、でも抜いて肌が見えるのもイヤで・・・ 最終的にシェルを入れることにしました。
シェルは、アタシの中ではレベルとして他の宝石より一段低い扱いなんです。
(他の宝石についてもそうですが、自分の中での宝石の価値としてのレベルってあるのです。 完全に考え方とか好みで決めてる私的レベルって話ですが。)
だからあまり見えなくても気にならない・・・みたいな感じで下に入れてみました。 当然爪も良く磨けなく(でも、自分の想像の中では結構磨けるような気でいたのですが・・・) もうゴツゴツしてます。
が、気にしません。


ホント、奇をてらって作ったわけじゃないし、自分としてはまぁまぁ石の良いところを出せたんじゃないかと、まぁまぁ納得しています。
しかし・・・ 考え方は間違ってないかもしれないけど、技術が追いついていかないなぁっていうのを本当に強く感じます。
精進、精進・・・。