カンテラオパール(2.10ct−1600)
カンテラオパールとボルダーオパールの違いがわからないけど。
この石を買うまでは、オパールと言えば地が白っぽくてその中に遊色が出るもの「しかない」と思い込んでいた。
そんな思い込みもあり、大して興味もなかったけど、たまたま買ったこの石が自分の中の「オパール像」を完全に変えた。
オパールっていいね。
この石以降、メキシコオパール、ファイヤーオパール、オパールじゃないけどファイヤーアゲートとか、なんだかものすごく好きになった。
そんなわけで、私にとってはものすごく大事な石、大袈裟な言い方をすれば石全体に対する思いが変わったくらいの石。
特別な思い入れのある石なので、どんなものにしようかメチャクチャ迷って、まぁ結果的にこんな感じに落ち着きました。
(石が手元にきてから2〜3年、ず〜っとモノに出来ずにいた。)
出来上がったものを見ると別に大したデザインでもないけど、なんだろう、
私として石の存在感が大きすぎて余計な飾りとかそういうものが付けられなかったというのが本当のところ。
でも、シンプルなりに自分として凝った部分もあり、なんというか、納得は出来たかな・・・と思っている。
とにかく、こんな石は初めて。
普通に見ると完全に透明な石で、裏もキチンと磨かれているので裏側まで見通せる。
全く濁りがない(素人目にはそう思える)から母岩の入り方もクッキリ見える。
(母岩が白っぽいのも私は気に入っている。)
で、ただ透明なだけの石なのかと思いきや、光の入り方で遊色は赤から青(微妙に紫)まで全色出る。
もっと高級な高い石を見慣れている人には然程感激するまでのレベルではないと思うけど、
とにかく自分としては初めて石に対して「すごいっ!!」と思った貴重な石。