ポップなお花06/01/16

課題はまだまだ続くのですが、ちょっと課題に取り組むだけの意欲が湧かず (こういうのをモチベーションて言うんでしょうか?) 少しの間自由な作品を作ることにした。 しかも、課題に取り組む意欲がないと言いながら自由作品は3品同時進行で作ろう という・・・ちょっとした矛盾が。
一応2005年の年末までの三ヶ月間で完成予定で進めたうちのひとつ。

元々のデザインはこんな感じ。
ポップなお花の元になったのデザイン画

石はスフェーン、6.15×2.89、0.87ct−1500
色はペリドットに似ているけれど、光があたると青や緑、黄色、赤がキラキラしてとてもきれいな石です。 (画像ではあまりその美しさが伝わらないのが残念・・・。) でも確かオパールかそれよりも柔らかい石だったと思う。 個人的には好きな石のベスト5に入るくらい好き。 でも、キズもインクルージョンもない本当にきれいな石は買えばとても高いはず。 この石はたまたまキューレットに欠けがあったり、端の方に内包物があったりして大きさのわりに安かった。 (だから買ったんだけど。)
でも、いつも思うのは、本人がそれで許せるなら多少のキズや内包物は別に気にしなくてもいいんじゃないかなってこと。 所有者はジ〜ッと目を近づけて見たりもするけど、ネックレスしている時に首元まで顔を近づけて見るような人は普通はいないでしょ ・・・というわけで、私としては普通につけていて目につくほどの難ではないと思ってます。

で、この石のキラキラ感はやっぱりお花の芯に使いたいなぁと思い、 更に石がキレイだから本物っぽい花より簡単な?というか、 漫画ちっくというのかな、デザインにしようということでこんな感じになりました。
最初の絵でわかるとおり、本当は花から茎を出すつもりでいたんだけど、ちょっと寂しい感じかなと思い・・・ またまた色々くっつけてしまいました。 でもまぁ・・・これはこれで良かったのかな・・・。

石留の時に、自分でも懸念していたとおりヤットコで石を傷つけてしまい・・・もう本当に泣きそうな気分だった。 まぁ、それでも石が真っ二つとかってわけでもなければ、普通に見てもおかしいというほどじゃないんだけど。
真面目な話、こんなに簡単にキズがつくとは思っていなく(柔らかいっていうのはわかっているつもりだったんだけど) 落ち込みました・・・。 でも先生や他の人が「石は結構簡単に割れる」と言っているのも普段からよく聞いていたので、まぁしょうがないのかなぁ〜と・・・。

技術のなさを痛感する部分は大いにありつつ、一方で自分の中で期限を設定して作ったり、 自分として新しいことに挑戦したりと色々なものが詰め込まれている作品になったと思う。