ROAHでの写真撮影ポイント

残念ながら那覇空港は撮影にあまり恵まれている空港ではないです。
でも、その中で撮影ポイントを一生懸命探してみました。


撮影にある程度適しているポイントを右の地図に赤で表示します。
方角は上が北、下が南です。
滑走路は18番と36番です。

那覇空港で撮影に向いてるのは36番滑走路で、
それも午後からのほうがいいでしょう。
離発着がピークの時間帯は
12:30頃〜14:00頃
15:00頃〜17:00頃
が一番離発着が多いです。

地図に書かれてるポイント1は36番滑走路のアプローチルート
の真下です。
ここは瀬長島に続いてる道路で、
だいたい300フィート真上を飛行機が降りてきます。
ファイナルアプローチ中の正面などの絵が撮れます。
ここでは望遠レンズなしでもオーケーです。

ポイント2は瀬長島の山の上です。
島はだいたい40メートルくらいの山ですので、
その頂上から空港全体が見渡せます。
ここからは18番からの離陸と36番の着陸が撮れますが、
望遠レンズは400ミリ以上は必須でしょう。
午前中は逆光です。
現在、瀬長島の山は立ち入り禁止になってます。

ポイント3は、ポイント1とだいたい同じような感じです。
でも、ファイナルアプローチ中の真横が撮れます。
飛行機が目の前を通り過ぎて行くので迫力があります。
望遠もあまり必要ではないですが、200ミリ程度あれば
いいでしょう。

ポイント4、ここはあまりお勧めできないですが午前中であれば
まあまあイケる場所です。
ただ、アプローチ中はいいのですが、空港側にレンズを向けると
木が邪魔になってしまいます。
300ミリ以上はほしいですね。

ポイント5ですが私がいつも撮影している場所です。
このホームページに載せている画像はほとんどここで撮影しました。
ただし、空港内へ入るゲートがあり、警備員がいるので行動には注意が必要です。
使用滑走路が36番であればフェンス越しに離陸直前の飛行機が撮れますし、ファイナルアプローチ中
も撮影可能です。
300ミリあれば、小型の旅客機でもフレームからはみ出してしまいます。
脚立はなくても撮れますが、あればさらにいいです。

ポイント6
注意!!(2005年6月)
最近、このポイントはCAB(国土交通省、大阪航空局)の巡回が厳しく、
写真を撮っていると注意されます。撮影禁止と思っていいでしょう。


ポイント7は自衛隊のゲート前です。
警備員がいるので撮影していいかを聞けばオーケーです。(駄目といわれる可能性は少ないです)
中型以下の旅客機は最近このあたりに駐機されています。
フェンスもけっこう高いのであまり行く価値はないかも・・・・。
ここに行くならターミナルからの方がいいでしょう。

ポイント8は新ターミナルが完成して18番のファイナルアプローチしか撮れなくなりました。
でも、そのおかげで、琉球エアコミュータが旧ターミナを駐機場として使っているため
小型のコミュータ機が撮れます。
旧国内第2ターミナルが取り壊されて撮りやすくなりました。
場所によってはタキシング中のBN−2なんかも望遠なしでも撮れます。
それから、午前中に到着したJALのB747がスポット移動のために
目の前を通りすぎていきます。この時は28ミリでもフレームに入りきらないかも・・・。

ポイント9は・・・・・・これはポイント6よりもっと穴場です。
地図を見ると海の上のようですが、縦に短い黒い線がありますね、これは防波堤です。
そう、防波堤の上で撮影できます。
釣りをするための人に港からここまでの船が出ているので、
これを使わなければ行けません。(一人、1000〜1500円くらい)
18番へのファイナルアプローチはここが一番です!!
一度、釣りで行ったのですが、何も使わなくてもパイロットの顔が見えるくらい
すぐ近くを降りていきます。
ただし、ここでの撮影は半端な気持ちで行ったら地獄をみるでしょう。
まず・・・・日陰がない、海の上だからお店もない、風が強い時がある、
好きな時に帰れない、トイレなんて物はない!!
午前中に船で運んでもらうと夕方(だいたい17時頃まで迎えの船は来ない、例外はあるけど)
まで防波堤の上ですごすしかないし、
日陰がないから日差しが強かったら倒れてしまうかも(日焼け覚悟)・・・・
飲み物は絶対に必要です、それも一人2リットル以上(釣りの経験から)、
風が強いとさらに恐いです。物を飛ばされないようにしないといけません。
下は海ですから・・・・落としたら拾えません。
あと、トイレットペーパーも忘れてはダメ、必要があれば食料も・・・
これだけのリスクをおかしてまでも行く価値があるかは本人次第ですが・・・・
行くなら可能な限りの装備で行きましょう。


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