航空無線(AIRBAND)について

こっちは航空無線についていろいろと話しちゃいます。


航空無線ってなに?

航空無線とは
航空機を安全に運行させるために地上から無線で航空機に
情報を与えたり、指示したりするお仕事です。
これには、飛行場管制、アプローチ管制、出発管制、航空路管制、他、いろいろ
あります。
この通信を聞きたい人は受信機(免許は要りません)を買って、その空港に割り当てられた
周波数を合わせて聞いてみましょう。


航空無線を聞くのに必要な物


1.無線受信機 (送信できる機種を使用してはいけません。)
これが無いと始まりません、免許も要りません、無線機を扱っている店にあります。
ホームセンターでも売ってるところもありますね。
安いやつから高いものまで各種ありますが、ここで気をつけて欲しいのは、
超短波(VHF)が受信できるやつを探しましょう。航空無線を受信できる機種です。
私が使用してるものは、YUPITERUのMVT−7200です。(結構高いです。)

2.周波数割り当てを記載している本。
周波数が解らないと受信できませんから1冊は持っておきましょう。
おすすめは、イカロス出版の「航空無線ハンドブック」あと、ラジオライフ、などの無線情報誌に、
付録として毎年ついてます。

3、空港に出かけるまでの足(^^)
私の家は空港まであまり離れていないので自転車で行ってます。


受信するにあたって


基本的に英語で通信しています。
聞きなれるまで時間がかかりますが、ご安心ください。
英語が得意な人でも初めて聞いて、半分理解できれば上出来でしょう。
なぜかというと、一般日常の用語の他に航空、気象の専門用語がたくさん使われているからです。
ですから、空港で実際に飛行機の動きと通信を照らし合わせながらだと、
理解が早いと思います。


左が、那覇空港管制塔です。
ここから、飛行場周辺の管制などを行っています。
那覇空港のタワーは滑走路の東側にあります。
航空機は空港にいる間はタワーの許可なしでは、
勝手な行動はできません。
また、空港周辺にはATISという気象情報を
常に電波にのせて発射してます。

上は那覇VORでこれの左側にTACANがあります。航空機がこれから出ている電波を
受信して自分が今どこを飛んでいるか、位置を知るためのものです。
2つを合わせてVORTACといいます。


ILSとは空港の天候が悪い時など正確に航空機を着陸させるための装置で、
航空機にはILSの電波を受信し、それを表示するための装置が装備されていて、
地上では電波を出しています。
上は、ローカライザーといい滑走路の中心から左右に電波を出して、
滑走路の中心を表します。
下は、グライドパスといい滑走路に進入するための進入角を教えるためのアンテナです。
進入角はだいたい滑走路に対して2度〜3度くらいです。
この2つとインナーマーカー、ミドルマーカー、アウターマーカー等がなければILSは使用できません。


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