歳時記
我が家の年中行事の一部です。
待降節第一主日:典礼の上では新年にあたる。12月1日。
無原罪の聖マリア:12月8日。
主の降誕:クリスマス。12月25日。神のおん子が人類を救うために人となってお生まれになったことを祝います。愛と平和がもたらされますように。
聖家族:イエズス、マリア、ヨゼフの聖家族の祝い日。12月29日。
神の母マリア:1月1日。
主の公現:1月5日。
日本26聖人:2月5日。2月5日に近い日曜日にも西坂公園でミサがあります。1597年2月5日、豊臣秀吉の命令で京都で捕えられたキリシタンたちが、見せしめの長旅の末長崎西坂の丘ではりつけにされました。
世界病者の日:2月11日。病気の人、ご家族、医療関係者のために祈りましょう。人は誰でもいずれ病気になります。今病気の人はいや応なくなく自分を奉げています。その困苦と祈りによって私たちは支えられているのです。十字架のキリスト、ルルドの聖母に祈って、苦しみが和らぎ、心の平和が保たれ、真の幸せにつながりますように。
四旬節:今年は2月26日の灰の水曜から4月12日の復活祭前夜までの期間です。観光で有名なカーニバルは四旬節の直前に行われている民間行事です。キリシタン時代は悲しみ節と言われましたが、キリストの受難に自分の生活を重ねる修行の期間です。なかなか直らない己の短所や欠点を検証し、少しでも愛の行いが出来るように励む期間にしたいです。
長崎の信徒発見:3月17日。1865年鎖国が破れ外国との通商条約のもと外国人のため大浦天主堂が建てられました。禁教令はまだありましたが、見物人に紛れた浦上村の数名の男女がプチジャン神父に信仰を打ち明けに来ました。二百数十年の弾圧に耐え抜いてキリスト信者がいることが分かり。世界中が驚きました。
復活祭:4月12日。イースターとも呼ばれています。人類の贖いとなったキリストは死に打ち勝って甦り、永遠の新たな命、私たちも共に受ける終わりのない栄光に満ちた生命を全人類に示されました。
主の昇天:5月24日。復活したキリストが40日後に弟子たちの前で目に見える形で天に昇られました。それは私たちに各々の途を確実に教えるためでした。
聖霊降臨:5月31日。キリストはその昇天後10日目に約束どおり聖霊をお遣わしになりました。この聖霊によって弟子たちは強められ導かれて教会が誕生しました。そしてあらゆるところで聖霊はひとり一人に働きかけ続けます。
キリストの聖体:6月14日。キリストは、人が洗礼を受けたあと霊的に成長し続けるよう聖体を定められました。聖体とはパンとぶどう酒の外観のもとに、イエス・キリストが現存する神秘です。また天国を約束されたすべての人との一致と分かち合いでもあります。
聖母の被昇天:8月15日。汚れのない聖母マリアは当然のごとくキリストの恩恵を最初に受け天に上げられました。みんなも最後にはマリアと同じくキリストの後を追って、永遠の命を新しい体と霊魂と共に受け、父なる神のもと幸せに入ることになっています。
聖トマス西と15殉教者:9月28日。
諸聖人:11月1日。罪のない者や愛を果たし償いのない者は天国に行って聖人になっています。身内、知り合い、友人もいます。まだ清めが残っている人のためには、翌2日死者の日として祈ります。地上の人も永遠の世界に入った人もみな神を称えて賛美します。
王であるキリスト:11月22日。浦上教会永久礼拝。