「銀時」

「ん?何だよ、辰馬にヅラ…高杉まで。んな真面目なツラして」

「ヅラじゃない!桂だ!!」

「うっせェよ、ヅラ。銀、ちょっと聞きたい事あんだけど」

「聞きたい事?」

「そうじゃ。ずっと聞きたかったがじゃけんどな」

「ぅん?」

「…何で土方なんだ?」

「はぃ?」

「好きじゃ〜言うたじゃろ。アレ…冗談でも何でもなく………」

「うん。本気。本気中の本気。大マジ」

「…シクシクシクシク」

「泣くな、高杉。うっとうしい」

「…ハァ〜。おんしなら他にも良い…男でも女でも居るじゃろ。おんしはモテるんやき。何で土方なんじゃ?」

「ん〜……」

「………………………」


良い身体してたから…かな?」


「………は?」

「ほら、初めて会った時さ、こぅ…シャツで汗拭いててさ、腹見えただろ?あれ、すっげェ良い身体してたんだぜ」

「……わし、頭痛くなって来たぜよ」

「つうか、銀!んなら俺の方がぜってェ良い身体してる!何つっても若いし!」

「それなら俺だって!」

「若けりゃ良いって問題でもねェんだよ!つうか冗談ですから!冗談も通じないんですか?!」


「見ろ、銀!」


「銀時!!」


「うわっ!腹見せながら迫って来るな!怖い!!」


「逃げるな、銀!!しっかり見ろー!!」


「そうだぞ、銀時!そしてどっちが好みか決めろっー!!」


「ち、近寄んな!ぁ、コラ、辰馬!見てねェで助けろ――――!!」




「あっはっはっは、自業自得じゃぁ、銀時」





「……何してんだ、あいつ等。鬼ごっこか?」





・END・
2006/11/14UP