接続法とは?
ポ語には「法」と呼ばれる日本語にはない文法上の区別がある。それは、話し手が何かを述べるときに、その事柄に対してとる心的態度を表す。これには、次の2種類がある。
1. 直説法:その事柄を事実として述べる。
2. 接続法:その事柄を想像・仮定・希望・疑問など、心の中で考えたこととして述べる。
たとえば
1. 「彼女はパーティーへ行く」という事実を描写するときは直説法を、
2. 「彼女がパーティーへ行くといいな」という希望を言うときには接続法を用いる。

amor 直説法現在 接続法現在 命令法
1人称単数 amo ame   
2人称単数 amas ames ama
3人称単数 ama ame  
1人称複数 amamos amemos  
2人称複数 amais ameis amai
3人称複数 amam amem  

命令文(oração imperativa):普通使う時は接続法現在三人称を使う。
本来の命令形は二人称にのみ使う。(バイブルにはよく出てくる)
Tome o chá? お茶を飲みますか?
Toma chá お茶を飲みたまえ!(命令形)
Você tome chá あなたはお茶を飲む。
Coma esso. それを食べなさい。(命令形)
comer(食べる) 直説法現在 接続法現在
1人称単数 como coma
2・3人称単数 come coma
1人称複数 comemos comamos
2・3 人称複数 comem comam
命令形と接続法

第6回 2003.7.3