第24回 愛知県 医師テニス大会報告

平成17年3月13日(日)

東山公園テニスセンター

テニスは楽しい 

重盛 忠誠

我が病院の駐車場の隅にテニスコートを建て、土日の病院当直をテニスコートでプレーしながら待機と我ながら超グッドアイデアを考え付いたものだと思っている。最近では若い先生が嫌がる。

 お正月、五月連休等僕に任せてくれと当直勤務でテニスコートに貼りついている。時折、昼飯までコートに出前とシャレこんでいる。昔ヨットに現をぬかしていた時には風任せと帰る予定が決まらないのとは大変な違いだ。たまにコートの電話が鳴るので目がつりあがるが、大筋満足だ。

 テニスを始めて約四十年、振りかえってみると、おかしなフォームの、コーチに付いた事のない我流のテニスであったが、何とか凡凡とやってきた。我が人生は医者とテニスとヨットであった様な気がする。今後もそうであろうと思うし、そうしたいと思う。ヨット競技での優勝カップが七十点程、テニスが五十個程、医者としての表彰状は二十枚程埃をかぶって書斎の棚に鎮座している。三点共すべてローカルな競技大会、県レベルまでの表彰状ばかりである。プラスチックに金ぴかの色をかけた安っぽいカップだが、僕にとっては一日中ビビリまくり、頭に水かけて気合を入れたり、時には足がつったり、脱水になったり、海に落ちたりと思い出深いものばかりである。いつも医師会テニス大会は、立派なドクターとの対戦で、緊張で肩腰に力が入り名医に付いた新人助手の如く実力発揮できなく、終わってから反省ばかりのテニスです。

 来年はしっかり準備をし、万全の態勢にて納得できるチャレンジをさせていただきたく思います。皆様よろしくお願いします。

愛知県医師テニス大会に参加して(一般男子B優勝)

半田市 今泉 正之

    小野 真顕

以前から、レベルが高いという評価を聞いていたこの大会に、3月13日に初めて参加することができました。当日朝の気温は、3℃。途中、雪も舞う東山テニスコートでしたが、私たち一般男子Bグループは、室内コートが振り当てられたおかげで寒さは大丈夫だったものの、慣れない室内の暗さに少し戸惑いました。年令は、視力と足腰に必ず現れます。1日に20003000歩の歩行以外、殆ど運動できず(やらず)、練習も直近の2回のみという体力低下、運動不足の現実は案の定試合の中ですぐに露呈。2試合目に左大腿と足が攣り、ヘロヘロの状態でしたが、同じ半田市で耳鼻科を開業する小野先生に要所で助けてもらい、栄冠を戴くことができました。
本当にありがとうございました。
試合は、3時間半の間に4試合をこなすという私たちにとってハードなものでしたが、コートサイドでは対戦相手の方に記念写真を撮って頂いたりして、和気あいあいとした雰囲気でした。また、隣で行われていた一般女子のレベルの高さには、驚かされました。来年は、少し基礎体力を積み上げた上で一般男子Aにチャレンジしてみたいと思っています。   (文責 今泉)

第24回愛知県医師テニス大会に参加して

佐々 徳子

 10年前に一人息子が手を離れた寂しさから近所のテニススクールを覗いたのが、私とテニスの出会いだ。主人は、その5年ほど後、伸び悩むゴルフから「健康のため」テニスに転向。産婦人科勤務医の主人は、週2回の当直、土日休みも月2回という激務の生活で、わずかな時間のテニスがストレス発散となっている。

 そんなある日、「医師会のテニス大会がある」と主人が見つけてきた。初めて参加した昨年は何もわからずドキドキしたが、そこは同じ医療現場で働く人間同士。テニスも性格も引っ込み思案の主人が諸先生と情報交換したり、思わぬ医局の先輩にお会いしたり楽しく過ごすことができた。今年は少し余裕もでき、一宮市民コートで時々お会いする隈部さんに夫婦で一緒に出てもらえないかと声をかけた(何より温厚そうな隈部先生なら主人のミスも笑って許してくださる気がしたのだ)。幸い快諾の返事を得られて即席のペアのできあがり。

 大会当日は、3月にしては冬に逆戻りの寒い日曜日。初めて足を運んだ東山室内テニスコートはとてもきれいで、苦手な風も太陽もなく最高の環境。親睦会の色が濃いこの大会は、たくさん試合ができて予想外の成績結果には隈部夫妻ともども大喜び。Aクラスの男子は、かなりハイレベルで目の前で熱い戦いが繰り広げられ思わず拍手喝采。今年の大会も楽しい一日となった。当日、朝早くから夕方遅くまでお世話して下さった皆様、本当にありがとうございました。

 すれ違い生活の中で夫婦共通の趣味がある喜び、二人でテニスを始めて本当によかった。怪我することなく、翌日の仕事に差し支えない程度の練習をして、来年また参加したい。だから冶ちゃん、来年はMIXがんばるよ!

愛知県医師テニス大会に参加して

呉山 泰進

 平成17年3月13日、東山公園テニスコートで愛知県医師テニス大会が開催されました。この日は晴天に恵まれましたが、3月とはいってもまだまだ肌寒い陽気でした。にもかかわらず朝早くからたくさんの参加者が集まり、大変な盛況ぶりでテニス人口の多さをあらためて感じさせるものでした。

 私は昨年の名古屋市医師会テニス大会に引き続き、二度目の参加となりますが、今回はミックスダブルスのみならず、千種区の加藤先生にお願いして男子ダブルスも参加することができ(決勝トーナメントで敗れましたが)大変有意義な時間をすごさせていただきました。あらためて大会幹事の方、医師会の方、進行役の郷冶先生、平松先生、そして中村先生にお礼を申し上げます。

 さてミックスの試合のほうですが、今回は三河、尾張地区の方も数多く参加され決勝戦以外は初めて対戦するチームばかりでした。初顔合わせのペアと対戦するときは手探りの状態で、何とも言えない緊張感があります。たとえ相手ペアが、結果的に自分より上級者でも最初のゲームをとると勢いに乗り、意外と4ゲームくらいまでは取れてリードしてしまうことがあります。またその逆もあり、そこがダブルスの怖いところですが、今回はペアを組んだ妻の好調のおかげで最初のスタートダッシュが効き、調子に乗ることができました。夫婦(とか、親子とか)で組まれた方は良くご存知かと思いますが、必ずお互いのわがままが出てしまいます。他人と組んだときには許せるミスでも妻が(あるいは夫が)ミスしたときは腐ってしまい、しばらくその後の数ポイントは尾を引きます。つまり今回は何とかペアをおだてながらけんかすることなくプレイができたのが好調の原因だったと思います。

 最近では娘二人もテニスが(ストロークくらいは)できるようになり、週末はほとんどテニスコートにいます。健康のため、ストレス解消のため、夫婦円満?のため多分走ることができる間はテニスは続けると思いますが、時には緊張感を味わうためにまた試合に参加したいと思います。

大会結果

男子ダブルスA

優 勝 重盛忠誠・梅沢純司

準優勝 白子隆志・石川 清

3位  加藤久仁・呉山泰進  中村光治・平松幸治

男子ダブルスB

優 勝 今泉正之・小野真顕

準優勝 隈部泰男・佐々治紀

3 位 竹内康浩・竹内隆浩

女子ダブルス

優 勝 隈部隆子・佐々徳子

準優勝 前田彰子・高橋俊子

3 位 加藤三枝子・呉山京子

混合ダブルス

優 勝 呉山泰進・呉山京子

準優勝 鈴木 彰・高橋章子


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