都物語排除 と 姉妹排除 が 本質的に同じであることの説明
ある領域で,まだ配置されていないマスの数を N個 とします。数字を名付け換えて,k個の 数字 1,2,...,k が k個の マス a1,a2,...,ak で k都物語排除の条件を満たしているとします。
すなわち,
マス a1,a2,...,ak には,数字 1,2,...,k のみ配置可能です(数字 k+1,k+2,...,N は配置不可能です)。
これは,姉妹排除の条件
N - k個の 数字 k+1,k+2,...,N は,N - k個の マス ak+1,ak+2,...,aN にのみ配置可能である
と 同値です。
よって,片方の条件が成立すれば,もう一方の条件が成立し,
数字 1,2,...,k は,マス ak+1,ak+2,...,aN に配置できない ことになります。
ナンプレでは,数字を名付け換えて説明しても論理に問題がないことは自明のものとして説明しています。
ここもきちんと説明するのならば,
k個の 数字 1,2,...,k を,
k個の 数字 n 1,n 2,...,n k として説明します。