2019年5月2日 TV朝日系列 ABCTV キャスト 18時17分〜18時30分 放映時間12分35秒(タイトル含め)
アナウンサー 上田剛彦 塚本麻里衣 報告 濱田大地
(上田剛彦アナウンサー)今晩は、今日もさまざまなニュースがキャストに入っています。
(中略)
(上田剛彦アナウンサー) 続いてオフレコです前立腺がんの患者らが、滋賀県にある大学病院に治療を妨害しないように求める異例の事態が起きています。
(宮野氏)仕事を辞めてから始めたんですよ〔メリーさんの羊を尺八で吹く)
(ナレーター)兵庫県、尼崎に住む宮野覚蔵さん、停年退職した後、何か新しい事に挑戦しようと
尺八の演奏を習い始めましたが、4年前、前立腺がんと告知されました。
(宮野氏) 何で僕やって思ったんですけど、そやけど現実ですから逃げられないという事で、どうしようかとみんな必死になりますね、これ
(ナレータ)失意の中ある医師の存在を知り治療を受けます

(宮野氏)96から8パーセントね完治する。発症しないというようなデーターを見せられましてね。まあ○○安心しました。

(ナレータ)治療したのは、滋賀医大病院の岡本圭生医師です。岡本医師が手がけるのは小線源治療、小線源治療は放射線が出る、5mmほどのチタン製カプセルを50ヶから100ヶ針を使って前立腺に埋め込むがんを死滅させます。
(岡本医師) 不十分でもダメ、やり過ぎもダメ、これ以上もこれ以下もないっていう、それをどれだけの精度でやれるか
(ナレータ)前立線がんの治療は、再発リスクが大きな課題とも言われています。通常は30~50%とされている再発率ですが、岡本医師はこれまでがんが進行している患者でも再発率を5%以下に抑え優れた治療、実績を残しています。その繊細な治療方法は、岡本メソッドと呼ばれ国際的にも高い評価を受けています。宮野さんは、昨年岡本メソッドを受けてから、血液検査での異常がなくなりました。今は自転車で瀬戸内海のしらなみ街道を渡るのを楽しみにしています。
(濱田大地氏)岡本医師ってどんな存在でしょうか?
(宮野氏 )う~ん、そりゃ命の恩人でしょう
(ナレータ)岡本医師の治療で救われた患者は 、他にもいます。神戸市の柴山忠一さんは4年前、前立腺がんが体の別の場所にも広がっていると告げられました。
(柴山氏)終活をやっていました、私がやってた事を家内に引き継いで行くというような事をやっていました。
(ナレータ) 一度は死を覚悟した柴山さんでしたが、岡本医師の治療を受けた後、完治が確定したという報告を受けます。大好きだった山歩きも今では、心おきなく楽しめられるようになりました。
(柴山氏)毎日同じ朝が来るということがいかに今迄大切な事だったのか、あたり前のように日々を過ごしていたなという事は凄く感じました。
(ナレータ)年間7万8千人が、なると言われる前立腺がん。岡本メソッドは、これまで1000人以上の患者を救ってきました。評判を聞きつけ多くの患者が治療を希望していますが、実は滋賀医大病院で岡本医師の治療を受けることが出来なくなるのです。一体何が起きているのしょうか。
オフレコ
(ナレータ) 先月滋賀医大病院の前に前立腺がんの患者らおよそ30人が集まりました

(患者)なんとかして全員、治療を継続するようにして頂きたいと思います

(ナレータ)彼らが強く訴えているのは岡本医師による治療の継続です。岡本医師は病院で小線源治療の寄附講座を受け持っています。寄附講座とは民間企業の寄付金で患者の治療や研究を行うもので、岡本医師の給与も支払われています。そんな中、病院は寄附講座の期限に関わる規定を変更し岡本医師が受け持つ講座は今年一杯で閉鎖されることに、岡本医師も病院を去ることになったのです。さらに病院は治療後は6ヶ月の経過観察が必要だとして7月以降の治療は実施しないと発表、このため岡本医師の治療を受けたくても受けられない、所謂待機患者が生まれることになったのです。
(ナレータ)尼崎市の鳥居さんもそんな待機患者の一人です。1年前に前立腺がんと告知され岡本医師の治療を待っていました。
(鳥居氏)実際には、もう6月以降になるから僕は受けられない、現状ではね、えっという感じでしたね。ショックというか自分では
間に合うと思っていましたから。
(岡本医師) 6ヶ月という数字に妥当性はないちゅうこと、1ヶ月後のMRIは、当院でやらなければならないですけど。仮に私がどこかの でフォローアップ出来ればいいわけじゃないですか今の待機患者さんを治療しない理由にはならないと
(ナレータ) 病院での経過観察は治療後1ヶ月あれば十分で今年11月までは治療を続けられるというのが,岡本医師の主張です。1週間に3人の患者を治療すれば11月までには,60人の患者をみる事が可能だといいます。鳥居さんを始め治療を待ちわびる待機患者たちが,今年2月治療の継続を求め大津地裁に救済を訴えました。
(鳥居氏)自分の中にそういうがん細胞がいてんにゃと思うと、一刻も早くちゅう気持ちが、あるじゃないですか、最悪あかんかっても。岡本先生が、どっかでやられる、スタッフも揃った、道具も揃ったそこでやられる。それが例え遠くても、みんな行くと思いますよ。
(鳥居氏の奥さん)岡本先生は治した後も大丈夫って、なんというかな、僕に任したら完璧に治るからというような感じの安心感を与えてくれたんです。ほかではそういうのを味わっていなかったので

(ナレータ)  治療を希望する患者がいて実績十分な医師が,いるのに病院が,治療を認めない異常事態なぜこんなことになったのでしょう
オフレコ

  (ナレータ)実は寄附講座の規定が変更される2年前、病院である出来事が起きていたといいます。
(濱田氏)4年前滋賀医大では,23人の前立腺がん患者の治療が,計画されていました。しかしこの治療は岡本医師によるものではありませんでした。
(ナレータ) 病院によりますと治療は,岡本医師の指示のもとA医師が,実施することになっていました。一方岡本医師は,患者への面談も出来ず治療当日傍で立ち会うだけだったと主張しています。さらにA医師は,岡本医師の治療を一度、見学しただけだったというのです。
岡本医師は,治療を中止するよう学長に求めましたが,その事が理由で病院から追放される事になったと訴えています。
(岡本医師) 私が、内部告発をしてこの問題を提起をして患者の人権が損なわれていると言ってるわけですよ。泌尿器科の内部を言っているわけでしょう、それがいなくなれば、もう追求出来なくなるわけじゃないですか。

 つまりこれをなかった事にしたいわけですよ、そういう事をやると追放されたりするんかも知れん、それを恐れていてこの事に黙っている事は出来なかったし、今も黙っていない。

(ナレータ)  岡本医師の治療を望む患者らは,経験のない医師が.治療をしようしたのは説明義務違反だとして,昨年8月損害賠償を求める訴えを起こしています。
(井戸弁護士) 自分自身がどういう治療をしているかという事は患者自身が決める権利がある。そのために必要な情報を医師は提供しなければいけない。自分自身が未経験であるという事も説明した上で患者の自己決定権を保証すべきであると

(ナレータ)患者らの主張を病院はどう思っているのでしょうか?
ABCテレビの取材に対し係争中の事柄に影響を及ぼす恐れがあるので回答は,控えさせて頂きますとコメントしています。
 そして7月以降はA医師らによる小線源治療を開始すると発表しています。岡本医師の治療を7月以降も継続するよう求める患者たち。大津地裁は今月中に判断を示すことになっています。
(ナレータ)待機患者の鳥居さんは、現在薬の力でがんの進行を遅らせながら岡本医師の治療を待っています。
(濱田 氏) がんが完全に治ったらしたいことかってありますか?

(鳥居氏)家内とね世界一周の船 まずは日本一周の船に乗ろうかと言うとるんですよ。

(上田アナ) 受けたいという患者がいる。そして受けて貰いたいという医師もいる。でも受けられないというのが異例な事態、なんとか
ならないのかと思いますよね
(塚本アナ) あのう、実は私の親戚にも前立腺がんを患った者がいまして、その親戚も実はこの岡本先生の小線源治療を受けたんですね。
やはり藁をも掴む思いで、この岡本先生の治療がいいと望んで今は、本当に体調が良くなっていて変わらない生活が出来るようになりました。どんな結果であれ
、やはり言わずもがなですが、患者ファーストであって欲しいなと思いますね。

(上田アナ) そうですよね。岡本医師の治療を受けた1000人以上が患者たちが岡本医師の治療の継続を求めているということなんですよね。岡本医師による治療が受けられるかどうか大津地裁による判断は今月中に示される見通しとなっています。