いや〜長かった、景色の変わらない3時間は日本のそれとは時間の感覚が全く違う。

とにかくついた。

バスを降りて、アブシンベル神殿の入り口へ向かう。向かい側からは観光を終えた人たちがやってきて、その表情からは何かしらの気持ちの満足感が伝わってきた。


お土産屋を抜けると荒涼とした風景が目に入ってきた。目の前には小高い山らしきものが。それがアブシンベル神殿の裏側だとはそのときは気づきもしなかった


ふと足下に目をやると、見慣れた動物が横たわっている。エジプトに来てこの風景にはもうなれたが、やはり遺跡につきものの野良犬だ。
彼らは彼らなりの居心地の良さをこの場所に見いだしているのだろう。





山に沿って歩いてみた。






だんだんと山・・・いや遺跡の正面が見えてきた。
んんん・・・。何かが見えてくる。





もっと近づいてみよう

見えた、これが待ちに待ったアブシンベル神殿だ。



でかい

美しい

素晴らしい

どんな言葉で表現したらよいのだろう。簡単に賞賛の言葉を口にすることが難しかった。

こんなに大きな遺跡を本当に人間が作ったのだろうか。しかもこんなに美しく・・・。しかも中に入ってみると、1年に一日だけ一番奥に並んでいる4人人間の遺跡の3人だけに光が当たるように計算されて作られている。

そんな計算まですることができることに身震いした。

神殿の向かいは大きなナセル湖。そのバランスも素晴らしい。

ちょっと話はずれるが、このナセル湖には大きなナイルパーチ(魚)がいるという。
釣り好きの私にとってその事実にも身震いした(笑)

とにかくアブシンベル神殿はすごい。

何にも言葉が出ない・・・。写真ではその雄大さが伝えられないのが残念だ。



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アブシンベル神殿到着