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H20.3.4
いよいよエジプト出発の日である。エジプトにはいつか行きたいと思っていた。それがこんなに早く実現できるとは思っていなかったので、日本を飛び立つまではまだ実感がわくことはなかった。

青森空港は快晴。青森空港は霧の日が多くて有名だが、今日はそんな日があるはずがないといわんばかりに驚くほどの快晴である。飛行機に乗ると一気に眠気が襲ってきた。今日までエジプトに行くために仕事のペースを速め、旅行準備に奔走していたため、フライトと同時に深い睡眠に入ったのである。

1時間ほど寝ると、もう着陸の準備に入っていた。すると目の前にこんなメッセージが・・・


飛行機の中の記憶が全くない。それほど疲れていたのだろう。
羽田には昼前についた。今回の旅行はHISのツアーである。今までは個人旅行が好きだったが、エジプトは治安がそんなによくないので、結局現地に着いてから現地のツアーに申し込まないと南部の町を移動することができないのである。それならと日本でおなじみのHISさんに申し込んだ。受付は18:30。まだまだ時間があるのでそれまでは東京見物といったところ。

大まかなスケジュールは、羽田から関西国際空港、そしてカタール航空を使い、カタールのドーハ、ドーハからエジプトのルクソールといった経路だ。一見面倒くさいように見えるが、カタール航空の飛行機はきれいで、サービスもよく、そしてやすいという評判らしい。直通を選ぶなら、成田からエジプト航空を使って一気にエジプトまで飛ぶ方法もある。まあ、私としてはいろいろな空港に立ち寄れるので今回のルートはいやだとは思わなかった。

関西国際空港からは23:00のフライト。これで1日目のスケジュールが終了してしまう。まあ、時間が合わない海外旅行ってこんなもんなのだが・・・。

飛行機は噂通りにきれいだった。機内食もおいしい。



映画も充実している。そのおかげでドーハまでの10時間のフライトは全く苦にならなかったのである。まだ乗っていたかったくらいだ。

しばらく乗っていると機内の画面に気になる絵があった。これである。

おわかりだろうか・・・。ほかの日本人は全く気にしていなかったようだが、私は目を奪われた。なんとフライトの途中で「メッカ」の方向が画面で紹介されているのである。さすがはアラビアの航空会社。お祈りの時間にあわせてメッカの方向を示しているのだろう。だからといって機内でお祈りをしているアラビア人はいなかった。聞いてみると、そういう場合は心の中でお祈りをしているのだという。

おもしれ〜・・・・機内からアラビア色がばんばん伝わってくる。それに伴い旅行への好奇心もさらに高ぶっていくのがわかった。

そしていつの間にか飛行機はドーハへの着陸準備に入っていた。

きたぞ〜アラビア。どんな空気が自分を待っているのだろう。高ぶる気持ちを抑えながら、ゆっくりと高度を落とし、アラビア半島の大地の鼓動が伝わる距離になっている機内で、未知の世界への期待をふくらませていた。

そして静かにカタールの地に降り立ったのである。





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