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ピヨピヨ
2000.04.26.

江別っ子のどうでもいいような、江別の話題

自分の住んでいるところというのは生活の場で、あんまり、「見て歩く」とか「行楽する」ことないですね。
ピヨピヨでは、身近なところを見て歩こうかと思います。

今回は、野幌・歴史探訪

謎の歌
野幌は、屯田兵が開拓した場所の1つです。だから、屯田兵が入って開拓したのを記念する碑も建っています。
私の通った中学校の目の前の林にその碑は建っていて、毎年、記念式典が開かれるんだね。
そこの中学校の生徒が出席することになっています。そこで、ブラスバンドの演奏である歌を歌います。
それが、「野幌屯田兵村開村記念の歌」というもの。
この曲を何回か練習するのでプリントが配られている。そのプリントには楽譜と歌詞が書かれているんですが、なぜか、作詞者の名前はあるのに、作曲者の名前は書かれていない。
さて、なぜか?
じゃ、ちょっと、歌詞と曲を鑑賞してみましょうか。


見てみる聴いてみる


それは浦島太郎か?
さて、聞いていただけたでしょうか?
歌詞からは、屯田兵が何年にどこから来たのか、どんなことをしたのかがわかるようになっています。
「兵と、農とを、兼ねよ」ってことで、単なる開拓者ではなくて、北方の警備もかねてということなんでしょうね。
でも実際にやっていたことは、ひたすらに開墾だったことでしょう。

曲はどうでしたか? これ、中学生の時から「じゃ、ワタシが記念の歌を歌うから、あなたは浦島太郎を歌って〜」と言って、一斉に歌い出すのですが、これがまたそっくり。
みなさんも「むかし、むかし、浦島は〜」って歌ってみて下さい。
作曲はたぶん、きっと、浦島太郎のパクリなんじゃないかと思います。それで、作曲者の名前がないんじゃないかという・・・、ちょっと情けない推理。