木工工作に興味のある方、是非参考にしてください。

 今回は、割箸の中でも、ヒノキの天削箸(24cm)を使って、だんじりを製作します。

 ノコギリで切る。紙やすりで磨く。木工用ボンドで貼る。といった簡単な作業でできる作品にしたいと思います。

製作過程を紹介します。
8月

18日
手前が天削箸(長さ24cm)です。
だんじり台を作ります。
割ばしを2つに割ります。
それを3枚を重ねて貼ります。
8.7cmにきります。
2つをつないで、台の長さを17.4cmにします。

台の幅は、6.3cmです。
19日 だいぶ、だんじりの形になってきました。
やれやれ。

19日午後4時現在の状況です。
作り方をどう説明したらいいんでしょうか。
松良は箸の先を利用しています。
19日 桝組、屋根を作っていきます。
彫刻刃は使わず、割り箸のラインを活かしています。
22日 大屋根部分と桝組を組んでいます。
23日 大屋根を乗せてみました
25日 小屋根を乗せてみました。
9月

1日
大屋根、小屋根が完成です。
摺出鼻も取り付けました。
1日 見送りとその周辺部分が完成しました。
1日 縁葛、大連子、小連子、土呂幕を作りました。
8日

 9時
枡組、木鼻、高欄など取り付けました。
8日

13時
だんじりになりましねエ〜。

後は、細かい部品をつけて、より本物らしくしたいですね。

小屋根の下部分も、これからです。
8日

17時
小屋根枡組も完成しました。

後は、大屋根、小屋根を貼り付けて。

梯子も付けようかな。

今度は、新調だんじりをお披露目できます。

製作過程の解説が説明不足で、申し訳ございません。
製作上のポイント事項
1、木のカットは、のこぎりだけではうまくいかないので、彫刻刀で整えた方がよいです。

2、箸の先の丸み部分と、手にとる角張った部分をうまく利用すれば、アクセントになります。

   丸み部分{枡組、高欄、松良、梯子、屋根板、鳥衾、犬勾欄、四本柱、竹の節、大脇等)

3、箸の厚みは、5mmですので、これを基本にパーツの寸法を決めれば作りやすいです。

一度挑戦してみては、いかがでしょうか。
思ったより、加工しやすく、パーツもできましたよ。
それでは、新調だんじりをご覧ください。
新調割箸だんじりのお披露目