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Experimental Entertainment | ||||
中島彰宏 First Solo Performance ソロ演劇公演 |
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皆様ご無沙汰しております。 |
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●構成・演出 ●出演 ●会場 ●日時 ●料金 ●予約・問合せ ●企画・制作 |
中島彰宏+大橋宏 中島彰宏+雨宮庸介(美術家/友情出演) プロト・シアター 10月20・21日/開演 19:30 \1500 (前売り・当日共) 03-3368-0490/03-3360-6463 メールでの予約は、日時と枚数をお知らせ 下さい。返信メールにて予約受付致します。 DA・M (協力/八重樫聖 今井あゆみ) |
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■ごあいさつ 当日パンフレットより |
大学時代に何の理由もなく買っていた高橋竹山のCD。 一度も聴いたこともなく、それは、どこかに片付けられしまい込んでいた。それが今回ふっと浮かび上がって僕のことを助けてくれました。ずっと気になったまま途中になっていたもの、過去の出来事で離れていたものが、「あなたの公演はいつですか?」と携帯メールのように、そっと見守ってくれていたような気がします。 体育の授業が一緒だった雨宮君が、ここで同じ舞台に立つという驚き。そこに何で「市」がいるのか? 市はこの中を歩いています。その見えない存在を感じて頂ければと思います。 今回公演までに関わって下さいました皆様、お礼申し上げます。 本日はご来場頂きありがとうございました。 中島彰宏 ★ 初めて観た映画が『座頭市』だった。小学生の時、券を貰ったというので母親に連れられて渋谷の映画館に行った。ドキドキものだった。 以来、何度も放映された『市』シリーズはほとんど見ている。 だからというわけではないだろうが、?歳になったらいつかチャンチャン バラバラを解禁して舞台でやろうと心密かに決めていた・・・ 『座頭市』は故勝新太郎が、盲目の按摩だが居合い抜きにかけては滅法強い型破りなヒーローに扮し、庶民を苦しめる悪党らの血みどろ抗争に巻き込まれながらも、義理と人情の狭間で存分の活躍を披露する大娯楽映画である。 そんな市がお天道様から外れた裏街道で出くわすエピソードを並べながら、ロードムービーならぬロードシアター風に舞台化しようと、のんびりと準備しはじめたものが、いつの間にか、上演そのものが道なき道を進む<時空間の旅路>のような即興舞台になってしまっていた。複数の時間が並列進行する中、自由に誤読されて勝手気ままに訪れる災難?を、一人きりの中島が瞬間瞬間どう切り抜けるのか? 手負いのまま逃げ切れるのか? お陀仏か? 「市」が万が一の時は、後見人の雨宮さん、ヨロシクぉ立ち回りのほどを。 どうぞ最後までごゆるりとお立会いの上、お楽しみ下さい。 大橋宏 |
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■出演者 | ||||
中島彰宏 |
1999年より劇団DA・Mに研修生として参加 2001年よりDA・M劇団員として活動: 02,03 「トマトを食べるのをやめたときV」(’02.9 ラオコーン カンプナーゲルフェスティバル、Tokyo) 03「Unbearable DreamsU」(’03Asia meets Asia) 04 [Aruku」キルギス、インドネシア公演 05香港第1回インプロヴィゼーションフェスティバル参加 等 |
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雨宮庸介 作品 |
1999年より個展・グループ展・企画展等の活動を開始 椅子の形態に椅子の陰影、大きな熊のぬいぐるの形態にぬいぐるみの表面(毛)を描いたり、多数の本物そっくりに作られた(描かれた)りんごを本物のりんごと並列展示するなど、虚実の境界の曖昧さを見るものに問いかける。近年はさらに「THE WORLD」(BOICE PLANNING)、<2005-2006水戸芸術館>、<2006横浜BankART NYK>にて、インスタレーション空間の中で撮影された映像(出来事)を入れ込んだインスタレーション空間を呈示。平面から立体、時空間へと雨宮によって示される表皮は、次第にミクロの領域への視線を予感させ、現実の危うさを静かに波立たせている。 |
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