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テキストカラーと白黒グラフィック

PC-8801FH(実機)でSCREEN 1の白黒グラフィックモードにしたときのテキストカラーによる表示変化を調べた結果です。
24kHzモニタ出力をXPC-4でSビデオ出力に変換してDVR-920Hで録画。 DVD-Rに焼いてFreeBSD上のmplayerで再生しながらスクリーンショット作成。
滲みが酷く縞々になってしまいました。

N88-BASICのモード(V1/2)により一部結果が違いました。
CPUクロック(4/8MHz)は結果に影響しませんでした。

使用したBASICプログラム
10 DEFINT A-Z:CONSOLE 0,25,1,1:WIDTH 80,25
20 FOR I=0 TO 7:COLOR=(I,I):NEXT
30 FOR BG=0 TO 4 STEP 4
40 COLOR 6,BG:SCREEN 1,0,0,1:CLS 3:COLOR 7:PRINT"BACKGROUND",BG
50 LINE(200,50)-(299,99),0,BF
60 LINE(300,50)-(399,99),1,BF
70 LINE(199,49)-(400,100),0,B
80 LINE(198,48)-(401,101),1,B
90 GOSUB *KEYWAIT
100 COLOR=(0,2)
110 GOSUB *KEYWAIT
120 OUT 81,0
130 GOSUB *KEYWAIT
140 WIDTH 80,25:COLOR=(0,0)
150 NEXT
160 COLOR 7,0:SCREEN 0
170 END
180 *KEYWAIT
190 IF INKEY$<>"" THEN 190 ELSE PRINT"HIT ANY KEY"
200 IF INKEY$="" THEN 200 ELSE RETURN

テキストカラー黄色、背景黒。右はXPC-4でズーム表示したもの。
COLOR 6,0 COLOR 6,0 拡大表示

グラフィックパレット0を赤に変更。表示に変化なし。
COLOR 6,0:COLOR=(0,2)

OUT 81,0でDMA停止。
BASICモードにより結果が違いました。
V1S/H 画面は真っ黒に。
COLOR 6,0:COLOR=(0,2):OUT 81,0 N88V1モード
V2 黄色から赤に変化。
DMA停止するとテキストカラーのかわりにグラフィックパレット0の色が使用されるようです。
COLOR 6,0:COLOR=(0,2):OUT 81,0 N88V2モード COLOR 6,0:COLOR=(0,2):OUT 81,0 N88V2モード 拡大表示

グラフィックパレット0を黒に戻して、テキストカラー黄色、背景緑。
黄色と緑の細かい縞模様に。
調査時には40行最後の変数名BGを間違えてBKとしていたためBACKGROUND 0と表示していますが本当は4です。
COLOR 6,4 COLOR 6,4 拡大表示 COLOR 6,4 拡大表示2
SCREEN 1は背景色が黒以外の時にCLS 2や3するとグラフィック面が塗り潰しされるようです。
ファンクションキー部分は少しややこしい表示をしているように見えたのですが、よく見るとグラフィック(奇数ラインのみ)と文字(奇数&偶数ライン)を重ねてから反転表示しているだけですね。

グラフィックパレット0を赤に変更。表示に変化なし。
COLOR 6,4:COLOR=(0,2)

DMA停止。
BASICモードにより違う結果。
V1S/H 黄色部分が黒に変化。
COLOR 6,4:COLOR=(0,2):OUT 81,0 N88V1モード
V2 黄色部分が赤に変化。
COLOR 6,4:COLOR=(0,2):OUT 81,0 N88V2モード COLOR 6,4:COLOR=(0,2):OUT 81,0 N88V2モード 拡大表示2

カラーグラフィックモードに変更して終了。
SCREEN 0
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