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Apple][ <-> PC

Apple][とPC互換機とでディスクイメージなどを相互に転送する方法です。
ただの日本語訳ページだったりします (^_^;;;

ゲームポートを使って転送する

Windows95,98やMS-DOSでの方法です、WindowsXP以降ではできません。

ap2222pcを使用してApple][のメインボード上にあるゲームI/O用ICソケットとPC互換機のプリンタ(パラレル)ポートを繋いでディスクイメージなどを転送します。
Apple][のDOS 3.3でフォーマット済みの内容が消えてしまってもよい5インチディスクを用意しておきましょう。
このプログラムで扱えるディスクイメージは143360バイトの*.DSK形式のみです。
またコピープロテクトの掛けられたディスクはコピーできません。

簡単な工作が必要ですので自分で全ての責任を取れる方以外にはお薦めできません。
間違った配線をしたりするとあなたのApple][は二度と動かなくなるかもしれません。

1 ap2222pc.zipをダウンロードする

まずは転送用プログラムをダウンロードしましょう。
ftp:/ftp.apple.asimov.net/pub/apple_II/utility/ap2222pc.zip
ダウンロードしたら解凍します。
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2 専用ケーブルを作成する

ここで簡単な工作をします。
半田ごてやニッパなどの工具と以下の材料を用意しましょう。
16ピンICソケット (ICをはめる側に直接半田づけします)

        キーボード側
        +---+ +---+
   +5  1|□ `-' □|16 none
   PB0 2|□     □|15 AN0
   PB1 3|□     □|14 AN1
   PB2 4|□     □|13 AN2
strobe 5|□     □|12 AN3
   GC0 6|□     □|11 GC2
   GC2 7|□     □|10 GC1
   GND 8|□     □| 9 none
        +---------+
         本体裏側

25ピンD-Subコネクタ (ハンダ面、たいてい小さい数字がついています)

   1 1 1 1
   3 2 1 0 9 8 7 6 5 4 3 2 1
--------------------------------
\ ○○○○○○○○○○○○○ /
  \○○○○○○○○○○○○/
    ------------------------
    2 2 2 2 2 2 1 1 1 1 1 1
    5 4 3 2 1 0 9 8 7 6 5 4

16ピンICソケットと25ピンD-Subコネクタは以下のように接続します。
16ピンICソケット <-> 25ピンD-Subコネクタ
8 GND 25 GND
2 PB0 2 apple side handshake in (apple->pc), data bit 0
3 PB1 3 apple input data bit 1
4 PB2 4 apple input data bit 2
6 GC0 5 apple side handshake in (pc->apple)
15 AN0 15 apple output data bit 0
14 AN1 13 apple output data bit 1
13 AN2 12 apple output data bit 2
12 AN3 10 apple side handshake out
配線間違いやショートしていないかよく確認します。
すべて正しくできたならApple][のメインボード上にあるGAME I/OソケットとPC互換機のプリンタ(パラレル)ポートにケーブルをセットします。

特にApple][側のソケットを逆にはめないように注意しましょう。
もちろん電源は切ってから作業します。
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3 ローダープログラムを入力する

ap2222pc.zipを解凍して出来たファイルLOADER.ASMには以下のような記述があると思います。

0300- 8D 5E C0 A9 00 8D EB B7
0308- 8D F0 B7 8D F2 B7 8D F3
  :
  :
0398- A5 07 20 DA FD 60
一番左側の4桁の16進数がアドレスで、"-"に続いて並んでいる2桁の16進数がプログラムの内容です。
これを入力していきます。
まずはApple][でDOS 3.3を起動してプロンプトが表示されたら"CALL-151"と入力します。
するとプロンプトが"*"と表示されるのでLOADER.ASMを見ながら順番に"300:8D 5E C0 ...."と打ち込んでいきます。
めんどくさいですが辛抱しましょう。
また終わったら"300.39D"と入力すると入力した部分が表示されます。
必ず確認して間違いを見つけたらその部分を修正します。
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4 ap2222pc.dskを転送する

今度はPC互換機を起動してMS-DOSやWindows9xのDOS窓などから"ap2222pc -2 ap2222pc.dsk"と入力します。
"DOITNOW!"と表示されたのを確認したらPC側のキーボードはそのまま触らずにApple][のドライブ1にフォーマット済みの内容を消してもよいディスクをセットします。
そして"300G"と入力します。
その後PC側のキーボードで何かキーを押します。
するとApple][のフロッピードライブが動きだすので終了するまで暫く待ちます。
転送が終わるとApple][とPC両方の画面にチェックサムが表示されます。
Apple][側が"E2"(16進数)、PC側が"226"になっていれば成功です。
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5 ap2222pcを使ってディスクイメージを転送する

Apple][のDOS 3.3を起動しなおしてプロンプトが表示されたらap2222pcのディスクを挿入して"RUN WORK"と入力するとメニューが表示されます。
あとは画面にしたがっていけばOKです。

まずApple][からPCへディスクイメージを転送する時の例を示します。
Apple][側で"RUN WORK"と入力しメニューが表示されたら"1"を押します。
そうしたらドライブ1にバックアップしたいディスクをセットします。
今度はPC側で"ap2222pc -1 <保存するファイル名>"と入力し、"DOITNOW!"と表示されたらApple][のRETURNキーを、続いてPC側でも何かキーを押すと転送が始まります。
終了するとApple][とPCの両方にチェックサムが表示されるのでこれが同じになっていれば成功です。

次にPCからApple][へディスクイメージを転送する時の例を示します。
Apple][側で"RUN WORK"と入力しメニューが表示されたら"2"を押します。
そうしたらドライブ1にフォーマット済みの内容を消してもよいディスクをセットします。
今度はPC側で"ap2222pc -2 <転送するファイル名>"と入力し、"DOITNOW!"と表示されたらApple][のRETURNキーを、続いてPC側でも何かキーを押すと転送が始まります。
終了するとApple][とPCの両方にチェックサムが表示されるのでこれが同じになっていれば成功です。
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カセットインターフェイスを使っての転送はお勧めしません

カセットインターフェイス経由での転送にはADTProとオーディオケーブルを使用します。
また、ADTProの動作にはJavaが必要です。
オーディオケーブルはPC側のライン入力とApple][側のカセット出力、PC側のライン出力とApple][側のカセット入力を接続します。

ケーブルを接続したらApple][側にADTProのクライアントプログラムを転送するのですが、ここで苦労すると思います。
ProDOSを持っているかどうか等により何をどうするかが違ってきますが、一発で上手くいくなんて事は殆ど期待できず、何度も失敗してPC側の入出力レベルを調整することの繰り返しになると思います。
高くても低くてもダメで、適切なレベルを探すのにかなりの時間をかける事になるはずです。
Apple][側のカセットインターフェイスの状態にも左右されるので、苦労しただけで結局ダメだったなんて事になるかもしれません。
PC側の音声出力が複数あるなら、Apple][への出力と同じ音をスピーカ等にも流しておくと、ピーガーうるさいかもしれませんが何も聞こえないよりは少し気が楽になると思います。

無事クライアントプログラムを転送できてもまだ安心できません。
転送は非常に不安定で、運が良ければ30分少々でフロッピーディスクの片面(1D)を転送できますが、調子が悪いとエラーの連続で数時間を完全に無駄にすることもあります。
何枚転送したいかにもよると思いますが、あまりにもエラーが続くと心が折れます。

カセットインターフェイスでの転送はオーディオケーブル以外に特別なものは何もいらないので手軽なように思えますが、実際にはかなりの忍耐と時間が必要となります。
Super Sirial Cardを入手するかゲームポートの利用を検討するべきたと思います。
シリアルポート経由での転送はカセットインターフェイスでの苦労を味わった後では天国のように感じられます。
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