パンスターズ彗星 C/2011L4 PANSTARRS


2013年 6月8日 22時29分 露出 3分×7 ISO1600 恒星時追尾  長野県松本市
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  FS-60C+RD(f:300mm)





2013年 6月3日 22時29分 露出 3分×4 ISO1600 恒星時追尾  長野県東筑摩郡生坂村
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  FS-60C+RD(f:300mm)





2013年 5月22日 2時37分 露出 3分×6 ISO1600 恒星時追尾  長野県北安曇郡池田町
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  FS-60C+RD(f:300mm)


軌道面通過に向けてアンチテイルがどのように変化しているのか見たくて撮影に出かけました。
18日以上にテイルが濃く長くなり驚きました。
今日は8倍35mmの双眼鏡でも非常に淡いですがぼんやりと伸びた姿が認められました。
尾を対角線に持ってきたいところですが、この望遠鏡とレデューサーの組み合わせでは四隅が流れることが一番の理由となり、このアングルとなりました。
もう少し、核を右に寄せる方がもっとよかったのですが…
アンチテイル、ダストテイルの両方を含めれば、5゜位になっていると思われます。
これから一番の楽しみな時期を、月の光に邪魔されるのが残念です。
27日以降の宵に撮影できるチャンスがあるか…




2013年5月18日 2時22分 露出 3分×5 ISO1600 恒星時追尾  長野県北安曇郡池田町
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  SIGMA APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSMを200mm f4.0で使用


5月27日にパンスターズ彗星の軌道面を地球が通過するため、広がったダストが重なって尾が濃く長く見えるようになってきました。
JPEGにする前の画像では3゜位の尾が写っていました。
27日は月の条件が厳しいのですが、どのくらい長く写るのか楽しみになってきました。




2013年 5月 6日 2時25分 露出 5分×4 ISO1600 恒星時追尾  長野県松本市
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  FS-60C+RD(f:300mm)


前回の撮影から約半月がたちました。
前回ぐっと明るさが落ちたように感じたので、今回はもっと淡いかと思ったのですが、思ったよりもまだ明るく、8倍35mmの双眼鏡でも存在がわかりました。
尾は淡いですが、一段と幅広くなりました。ダストリッチな彗星だからこそ、暗くなってもまだまだ見栄えがします。
5月下旬に彗星の軌道面を地球が通過するようなので、どの程度尾が濃く長く見えるようになるのか楽しみです。
彗星を挟み込むように、ほぼ並行して人工衛星が通過しています。




2013年4月18日 3時22分 露出 150秒×7 ISO1600 恒星時追尾  長野県北安曇郡池田町
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  FS-60C+RD(f:300mm)


前回から5日後の彗星ですが、とても淡くなっていて驚きました。
画像でも彗星の頭部付近の集光がぐっと落ちているのがわかりますし、双眼鏡ではよく探さないと見つからないくらいになっていました。
いつもより光害が高い位置まで上がっていたので透明度が悪い影響かとも思ったのですが、画像の背景の星の写りを見る限りそうでもなさそうです。
日心距離が1AUを超えたので彗星の活動も落ち着いてきているように見られます。




2013年4月13日 3時25分 露出 2分×5 ISO1600 恒星時追尾  山梨県北杜市
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  FS-60C+RD(f:300mm)


2013年4月13日 3時49分 露出 3分×3 ISO1600 恒星時追尾  山梨県北杜市
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  FS-60C+RD(f:300mm)


安定して晴れそうな北杜市に移動しましたが、風がかなり強かったです。
架台がEM-200だったこと、追尾システムが小型軽量であったため、風の影響は何とか避けられました。
強い風のおかげでもやが吹き払われ、この時期としてはクリアな空で観望をすることができました。
まだバードウォッチング用の8×35の双眼鏡ではっきりと確認することができましたが、肉眼では無理でした。




2013年4月8日 3時41分 露出 2分×2 ISO1600 恒星時追尾  長野県松本市
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  SIGMA APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSMを150mm f3.5で使用


アンドロメダ銀河(M31)と一緒に写しこむのに最後のチャンスの日でした。
透明度がよく天の川がよく見えたのですが、彗星の見える方向が雲の通り道になってしまい2枚しかよいものがありませんでした。




2013年4月5日 4時19分 露出 90秒×4 ISO800 恒星時追尾  長野県北安曇郡池田町
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  SIGMA APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSMを200mm f3.2で使用

目標としていたアルフェラッツがなかなか発見できなかったため、赤道儀の設置場所が決まらずに、薄明開始後の撮影になってしまいました。
低空に比較的濃いもやがあり、さらにその下には霧があったため、高度が上がりもやの影響が少なくなるのと薄明+月明かりとが相殺された感じです。
月が撮影範囲の比較的近くにあったため、思ったよりも月明かりの影響も受けたように思います。
これが真冬の透明度のよい空なら、もっと影響は低減できたのでしょうが…
とりあえずパンスターズ彗星とアンドロメダの大銀河との接近をとらえられたのはラッキーでした。
彗星は肉眼では見えませんでしたが、野鳥観察用の8×35の双眼鏡ではまだはっきり見えました。
M31よりも集光が強い星雲状に見えていました。
しかし、この望遠レンズ、フルサイズまでカバーできるはずですが、f3.2では非点収差が目立ちます。
f3.5ではやや改善されますが、F2.8のメリットが活かせなくなるので悩みます。







2013年3月23日 18時54分 露出 15秒×6 ISO800 恒星時追尾  長野県東筑摩郡筑北村
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  FS-60C+RD(f:300mm)


夕方までは快晴に近かったのですが、日が沈む頃になって西の空から巻雲や巻層雲が現れて、透明度も落ちてきました。
筋状の雲間から何とか撮影できましたが、バックの荒れを画像処理するのに手間がかかりました。
19日と比べて、彗星の頭部の明るさは落ちましたが、尾が幅広くなってきたように見えます。





画像左側の山は餓鬼岳(2,647m)、彗星直下の山は唐沢岳(2,632m)です。


2013年3月15日 18時54分 露出 15秒×5 ISO400 恒星時追尾  長野県東筑摩郡筑北村
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  SIGMA APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSMを200mm F3.2で使用


2013年3月15日 18時56分 露出 15秒×4 ISO400 恒星時追尾  長野県東筑摩郡筑北村
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  SIGMA APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSMを200mm F3.2で使用

西の北アルプスが少しでも低く見えるように撮影場所を東にずらし、標高900mの高台に上がりました。
今日は稜線がくっきり見え、山に隠れるまで彗星を追いかけることができました。
11日に比べ、彗星の頭部の明るさは落ちたように感じましたが、遅い時間まで彗星が見られるようになった分、尾がいっそう明瞭に写るようになりました。
ダストリッチな彗星のようで立派なダストテイルをひいています。
イオンテイルが目立たないのは、地平高度が低い影響でしょうか。
彗星の近日点距離は申し分ないのですが、地心距離がもっと短ければさらに見事な眺めとなったことでしょう。
上の画像左側の山は餓鬼岳(2,647m)、彗星直下の山は唐沢岳(2,632m)です。







2013年3月11日 18時36分 露出 1秒×4 ISO400 固定撮影  長野県東筑摩郡筑北村
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  SIGMA APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSMを200mm F3.2で使用

久しぶりにとても透明度のよい宵を迎えました。18時20分頃から双眼鏡で明瞭に彗星が認められました。
彗星の太陽からの離角がさらに大きくなり、薄明がかなり落ちる時刻まで彗星が見られるようになったため、露光時間も長くかけられるようになりました。
おかげで明るいダストテイルもはっきりと写るようになりました。
下の画像は肉眼で見たときに近いイメージにしてみました。
北アルプス燕岳付近の稜線の上に明るくきらきらとオレンジ色に輝く彗星の姿は見事でした。





2013年3月10日 18時24分 露出1/16秒×4 ISO400 固定撮影  長野県松本市
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  SIGMA APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSMを200mm F4.0で使用
寒冷前線が通過して空は澄みましたが、西にある北アルプスにいつまでも雲がかかりやきもきさせられました。
彗星の高度が昨日よりも上がり、遅い時刻まで撮影することができたので、尾もうっすらと写り始めました。
近日点通過の日の彗星を撮影できてラッキーでした。
観測地の位置の入力をミスしたため、カメラのセッティングがずれ、中央を外してしまったのが残念です。





2013年3月9日 18時16分 露出1/8秒×4 ISO400 固定撮影  長野県松本市
CANON EOS Kiss X5(IR改造)  SIGMA APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSMを200mm F4.0で使用
黄砂がひどく西の空は黄色く濁っている状態でした。双眼鏡では全く確認できませんでしたが、微かに写っていました。
この後も撮影を続けましたが、空の濁りがあまりにひどかったためか、確認できませんでした。


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