鹿林(ルーリン)彗星  C/2007N3 Lulin


2009年 2月21日  23:35〜23:59   露出:2分×12枚をコンポジット    FS−60C ×0.85レデューサ
 Canon EOS-Kiss Digital N   ISO1600     撮影地:長野県松本市



2009年 2月22日   0:44〜0:52   露出:2分×4枚をコンポジット  EF 70-200mm F4Lを 70mm f4で使用   Canon EOS-Kiss Digital N   撮影地:長野県松本市
東地方で黄砂が観測されたというニュースを聞き、透明度を心配しましたが、撮影地が標高が高いところだったためか、透明度は心配していたほどではありませんでした。
彗星はおとめ座のη星とβ星の間に面積を持った星のようにぼんやりと見ることができました。久しぶりの肉眼彗星でした。
撮影機材が「明るい」機材ではないので尾の写りはあまり期待していませんでしたが、ダストテールが思いの外、はっきりと写り感激しました。
また、位置関係が悪くなりつつあるイオンテイルも淡く写すことができました。
1月は多忙で撮影どころではなかったのですが、1月の「逆方向二股の尾」を撮影できなかったのが残念でした。
来週はダストテイルの位置関係が良くなっているので、どのような写りになるのか楽しみです。
彗星の動きが速く、私の機材ではあまり露光を伸ばせないので、感度を上げ多数枚撮影して粒子の粗さを補ってみました。


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