マクノート彗星　　C/2006P1　McNaught

２００７年 １月 １４日　　１６：４８　　　露出1250分の１秒　　　オリンパス　Ｅ−３００
ZUIKO DIGITAL　ED50-200mm　f2.8-3.5を200mm　F4.0で使用　　　固定撮影　　撮影地：長野県松本市
山に周囲を囲まれた長野県は高度が低い天体の撮影にはなかなか向いているところがありません。
この画像も山の端に太陽が沈んでから２３分後の撮影です。(計算上の日没は16時59分)　　この４分後、彗星は山に沈んでしまいました。
しかし、この彗星はすばらしく頭部が明るく、バードウォッチング用の８×３０の双眼鏡でも頭部と尾がはっきりと見えました。
金星と比較しても明るく感じました。
　この時期、西の空は雪雲がかかることが多く、なかなか低くまですっきり見通せることが少ないのですが、今日は好条件に恵まれました。
　このままこの彗星が北半球からは見えなくなってしまうのが本当に残念です。