シュワスマン・ワハマン第3彗星  73P(P/Schwassmann-Wachmann)


2006年 4月 26日  0:12〜0:29   露出5分を3枚コンポジット   オリンパス E−300
ZUIKO DIGITAL ED50-200mm f2.8-3.5を75mm F3.2で使用
 EM−200赤道儀で恒星時ガイド   トリミングあり
 撮影地:長野県東筑摩郡筑北村

かんむり座を移動するB,C核を撮影しました。ちょうど2つの核がかんむりの飾りのように見えます。
C核はしっかりした姿ですが、B核はバーストの後、急に淡くなったように見えます。
M13との接近を楽しみにしているので、このまま崩壊…なんてことのないように祈りたいものです。





2006年 4月28日   23:40〜24:05
 20cm F4.4反射  EM−200赤道儀  ST−7E(−20℃)  IDASタイプ2フィルター  L:2分×7   ステライメージ5で画像処理
 撮影地:長野県松本市

上の画像はB核です。バースト後、頭部が分裂したことで核崩壊を心配しましたが、しっかりと集光しているので大丈夫のようです。だんだん移動速度が速くなってきました


2006年 4月29日   0:07〜0:35
 20cm F4.4反射  EM−200赤道儀  ST−7E(−20℃)  IDASタイプ2フィルター
 R,G,B:各3分×2   ステライメージ5で画像処理
 撮影地:長野県松本市

下の画像はC核です。着実に増光はしてきていますが、予報よりやや増光が鈍いのが気がかりです。肉眼彗星になるには少々厳しいかもしれません。
ダストリッチな彗星のようですが、イオンテイルは発達するのでしょうか。





2006年 5月 4日   1:28〜1:44   露出4分を3枚コンポジット  オリンパス E−300  ZUIKO DIGITAL ED50-200mm f2.8-3.5
 EM−200赤道儀で恒星時ガイド   撮影地:石川県輪島市

B核とM13との接近を狙ってみました。この日は赤道儀の追尾がうまくいかなかったり薄雲のおかげで手こずりましたが、何とか画像を得ることができました。
撮影時間の短縮を狙ってISO800で撮影しましたが、バックに縞模様のようなノイズがのり、バックを暗く落とさなければなりませんでした。
このカメラはISO400までがノイズが少なく使用できる範囲のようです。


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