M65とM66
2020年 12月 L: 5分×8 R,G,B 各5分×3
SBIG ST-8XME 20cm F4.4反射 + パラコア2 (焦点距離 1012mm) EM-200赤道儀
左側の縦に細長い銀河がM65、左側の銀河がM66です。
この2つの銀河の北にNGC3628銀河があり、この3つが入るような構図で撮影されることが多いのですが、
ST-8XMEのチップと1012mmの焦点距離では、この2つの銀河しか入れることができません。
M66銀河は周囲の銀河の影響を受けているためか、かなり乱れた渦巻になっている様子がうかがえます。
NGC2841
2020年 12月 L: 5分×10 R,G,B 各5分×4
SBIG ST-8XME 20cm F4.4反射 + パラコア2 (焦点距離 1012mm) EM-200赤道儀
大望遠鏡で撮影された画像では、恒星雲が羊毛状にびっしりとディスクを取り巻いているようになっていますが、
小口径ではその片鱗がうかがえる程度です。
11月にも撮影しましたが、今回の方がシャープに撮影できました。
NGC7331
2020年 11月 L: 5分×10 R,G,B 各5分×4
SBIG ST-8XME 20cm F4.4反射 + パラコア2 (焦点距離 1012mm) EM-200赤道儀
天馬ペガススの前足にある秋の系外銀河の中では明るく、大きくみられるものの一つです。
Sb型に分類される銀河で明瞭な渦状腕を持っています。
近くに小さな伴銀河がいくつか見られます。
M 1
2020年 11月 L: 5分×10 R,G,B 各5分×4
SBIG ST-8XME 20cm F4.4反射 + パラコア2 (焦点距離 1012mm) EM-200赤道儀
「おうし」の角先にある超新星残骸で、中心には中性子星があり自転に伴って強烈な電磁波を放出していることで有名な天体です。
前回はFC-100とST-7Eの組み合わせで撮影したので、今回はもう少し複雑な構造まで撮影したいと考えていました。
細かな突起の描写は前回を上回っているとは思うのですが…
口径が2倍になったから、もう少し細かなところが写るのかと思っていたのに少々残念です。
NGC2683
2020年 11月 L: 5分×8 R,G,B 各5分×2
SBIG ST-8XME 20cm F4.4反射 + パラコア2 (焦点距離 1012mm) EM-200赤道儀
今回はシーイングも比較的よく、腕らしき構造も撮ることができました。
バッテリーの充電が不十分だったためか電源が落ち、RGB画像が各2枚しか撮れませんでした。
NGC6791
2020年 5月 L: 3分×4 R,G,B 各3分×4
SBIG ST-8XME 20cm F4.4反射 + パラコア2 (焦点距離 1012mm) EM-200赤道儀
月明りが残り、透明度も今一つ、薄明開始まで時間がない中、コンパクトな散開星団を撮影してみました。
散開星団の分類なのに星の色は黄色味を帯び、まばらな球状星団のようにも見えます。
NGC6819
2020年 5月 L: 3分×4 R,G,B 各3分×4
SBIG ST-8XME 20cm F4.4反射 + パラコア2 (焦点距離 1012mm) EM-200赤道儀
こちらは散開星団と言われて納得できる形態をしています。
散開星団は若い星の集団とよく説明されますが、NGC6819を構成する星の中には青白い若い星が見当たりません。
天の川の星間物質による吸収によるものなのか、星団が年老いているのか、どちらでしょう?