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RAFはWashington D. C.の中心にあるSmithsonianと違い、二つの大戦の間は空港だった場所を活用した博物館なので、街中からは離れています(Smithsonianはイギリス人だったという余談はともかくとして)。上に地図を載せました。
地下鉄のNorthern lineでColindale駅から歩くのですが、Londonの地下鉄のなかで一番複雑な路線のため、事前調査が必要です。複数の会社が合併してできた結果、北に向かう場合の終着駅が三つあり、Edgware行きだけがColindaleを通ります。残る二つの終着駅Mill
Hill EastとHight Barnetへは、途中のCamden townで分岐するので、車内放送をよく聴いて正しい車両に乗っているのを確認しておく必要があります。
Colindaleの一つ手前のHendon Centralで線路が地下から地上に出ますが、ここでトンネルの切り口を見るとこの街の地下鉄がTubeと呼ばれる理由が理解できます。車両の天井が湾曲しているのもそのためです。余計なお世話ですが、RAFの住所はHendonなので、そっちに引っ張られて手前のHendon Centralで降りないように気をつけないといけません。
もう一つの注意事項は、Colindale駅はZone 4に属すので、観光によく使われる市内乗り放題の乗車券からは外れていることです。初めて行ったときは一日乗り放題券を見せて精算しましたが、事務処理に結構時間が掛かったので、その後はちゃんとこの区間の乗車券を買って乗るようにしました。 |
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駅に着いたら、後は街角の標識に従って歩くだけです。10分ほどで敷地の端に到達します。それにしても、いかにもこの国らしい空の色です。 |
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何回来ても落ち着かないと思うオブジェです。
ハリケーンとスピットファイアはBattle of Britainの英雄なのに、もうちょっと勇士らしい見せ方ができないのでしょうか? 後ろの格納庫がその戦いに関連した展示場になっています。 |
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この展示は今回初めて見ます。それにしても、かなりの混雑でなかなか適当な撮影アングルが確保できません。 |
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まさか、ここに五式戦がいるとは思いませんでした。水冷式エンジンが不調で、"首なし"飛燕が並んでいるところに、空冷の水星エンジンを搭載して、性能が大幅に向上した機体でした。
The Illustrated Dictionary of Fighting Aircraft of World War IIという本にKi-100(type 5)として載っていて、沖縄戦でF-6を14機落とし、川崎キ-100の小隊は無傷だったと記載があります。
珍しかったので、集中的に撮影しました。本質的でない部分の拡大もありますが、避けて通れない性格です。
余談ですが、この本はSan Franciscoの書店で$6.99で投げ売りされているのを買いました。表紙の機体を全部識別できた人を一人しか知りません。 |
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さて、ここに通う最大の理由はMosquitoの存在です。きれいな機体なのに、周囲が混雑していてなかなかうまい撮影ポイントが見つかりません。あちこち移動するのにおつきあい願い、最後にこれが今回のbestというのを大きく載せています。28mm相当のlensではこれが精一杯で、もうちょっと短いのが欲しいと痛感した瞬間でした。 |
左の本には、T.III.TW117となっていますが、その後展示機体が入れ替わったようです。今は、TJ138で、爆撃機仕様としては最終形のMk.35です。
右の本の方が、情報が新しく、ちゃんとMk.35と書いてあります。
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企画展示から、爆撃機の展示場に移ります。大物の一つ、Lancasterです。 |
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初めて来たときから一番気になっている展示物。不時着してNorwayの湖に沈み、31年後に引き上げられたHalifaxの機体がそのまま置いてあります。 ともかく暗くて画質がひどいのですが、毎回撮らずにいられません。 |
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戦利品もあります。radarのantennaが目立つBf-110。 |
こちらはおなじみのBf-109。 |
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こちらは自軍のradar。原理通りの表示が出ています。もう少し照明を工夫してくれると見やすいのに...。 |
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戦利品に戻ってV-1。MFに切り換えていたのに気づかなくて、ピントが合っていません。 |
同じくV-2。ミュンヘンの展示は垂直に立っていますが、こちらは横になっていて、内部が見やすくなっています。 |
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V2の内部。すでに歩き疲れ、お腹が空いていて、詳細を見ないですませました。 |
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館内で昼食。"爆撃手"という名前のbeerです。同じ名前の航空機製造会社があります。
右は庭にあった花。殺伐とした展示物を見た後の清涼剤になりました。 |