ぺるけさんが提唱されているmini-Watterの追試二作目です。今回は知人からの委託によるもので、特注シャーシを使うという豪華版。とは言え、大物部品の大半は手持ち品を活用していますから、汎用性はあまりありません。 今回は、Californiaの人から買っていた1626を使うことにしました。何故か9本という半端な在庫ですが、いつかampにしようとずっと構想していた球の一つです。姿がいいし、B-29にも搭載されていた送信機で1625(807の兄弟管)の前段に使われていたなど、話の材料には事欠きません。傍熱型の三極管で、171Aなどに比べてヒータ電源が簡単になります。 反面、手持ち部品の流用で複雑になったのが+B電源。電源トランスの出力電圧が低いため、委託元から以前提供されていたTANGOのトランスを追加してかさ上げ、それでも少し足りない分はheater巻線を直列にしてしのぎました。 トランス全体の負荷としては軽いので、案の定heater巻線の電圧が上がり過ぎ、1.5Ωを入れて補正しています。1626はHeater-Cathode間の耐圧が100Vしかないので、安直にHeater巻線の中点もどきを自分自身のCathodeにつなぎました。 回路図はこちら。 |
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