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左側画像の左が買ったときの送信機の姿。隣は受信機です。右側画像は送信機の内部で、画面右に伸びているシールド線がついている位置にEMCが取り付いていました。これがcase前面の小さな穴から音を拾う構造です。緩衝材も何もないことから、振動に対しても敏感で、しょっちゅう誤動作してくれました。おまけに、肝心のchimeに対して反応しないこともしばしば。それなら、振動を含む低周波成分をごっそり落としてやれば、拾いたい信号に対して安定に動作するだろうと考えました。
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左が、Op amp4回路で組み上げたHighpass filter、回路設計にはTIのtoolを使いました。HPF部のgainは1なので、基板の左端にtransistor一段のEMC用ampを組んでいます。
EMCは元々ついていたものを流用し、固定する構造を工夫しました。右の写真ですが、ある程度の重量があり、適度に柔らかいものをと探した結果、コルク栓にたどり着きました。素性のきちんとしたものをと考え、Italy土踏まず地方のRe Manfrediを使っています。 黒い円形がEMCです。シャーシに固定する面は、平たく削ってあります。 |
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Chimeを検出すると送信機の赤LEDが点灯します。ケースを介しても光っているのがわかります。これを受けた受信機は、音と光(blue)でalarmを出します。上のグラフはHPFの通過特性を測定したものです。CRに手持ち部品を使ったため、誤差が出ていますが、実用上は問題ありません。400Hzから下をばっさり切っています。
実装の説明が後回しになりました。EMCを最上段に置き、その下にHPFの基板があります。送信機は金属から離して白いplastic caseの上段に置きました。元のcaseを介して固定することも考えたのですが、固定構造に妙案が浮かばず、基板をむき出しにしています。
一番下は別の実験用に作っていた電源基板です。重心を下げるのに効果がありました。EMCと送信機基板に供給する+3Vの電源を追加しています。ここはAC100Vが出ているので、大昔のMD cleanerのcaseを加工して塞いでいます。 |