Dublin, Ireland [October, 2006]

 Londonから北IrelandのBelfastに日帰りしたことがありましたが、本家(?)はこれが初めて。たまたま現地の会社と仕事のつきあいができ、一度本社で話そうと言われての訪問。金曜までFranceで仕事、土曜日にDublinに入り、月曜日の会合を終えたらGermanyに移動という日程でした。
 言葉は英語、通貨はEuroと、楽な滞在だったはずですが天候に恵まれず行動範囲が限定されてしまいました。
 もう一つの要因は、hotelの選定を誤ったこと。繁華街にしておけば、どこに行くにも便利だったのに、当時HHonorsのgold会員だったので、ついついHiltonを選択したのが失敗。中途半端に街の南にあって、公共の交通機関での移動に難がありました。
 東西に走る路面電車LUASのred-lineがあちこち動くには便利なのですが、Hiltonからだとgreen-line(最寄り駅はCharlemont)に北の終点St. Stephen's Greenまで二駅だけの乗車。そこから500mほど歩いてLiffey川を渡り、Abbey Street駅でred-lineに乗ることになります。
代替手段はbusですが、これも停留所とhotelがちょっと離れていて、決して便利ではありませんでした。
 Parisから飛んで来る際、うっかりcameraのbodyをcheck-inした荷物に入れてしまい、手荷物にはlensだけ。Irish sea上空で、いざ撮影をと思ったらbodyが出てきませんでした。離着陸の衝撃に耐えただろうかと、余計な心配をする羽目に。結果はご覧の通りで、つつがなく撮影できています。


2023年追記: 2017年にgreen-lineが延伸されてred-lineとつながったそうです。
 
 Parisから飛んできて、hotelにcheck-in。散歩に出かけたところです。人通りが少なく、ちょっと心細くなります。Bus停が見つからず、そのままLUASのred-lineの駅まで歩きました。2kmほどの散歩です。  北に向かって歩いていくと、街がだんだんにぎやかになってきました。Darwinはイギリス人ですが、ここの大学にいたことがあったと、記憶が蘇ります。 
 首都らしいにぎやかさです。  LUASの駅を目指してLiffey川を渡ります。遠景の頭が丸い建物はFour Courtsという四つの裁判所の集合体。
 高いところから街の全貌をつかむ計画で、まず目指したのはChimneyという煙突展望塔。脇についているのはelevatorで、煙突の先端に二階建ての展望台があります。順番待ちでしばらく煙突の下にいましたが、周りは大半がドイツからの観光客でした。
 展望台からの眺め。曇っていて視界が開けません。窓ガラスの反射もあり、はなはだ不鮮明ですが、東の港を含め、街の全貌が何となくわかりました。最下段右には明日行こうと思っているGuiness Storehouseが見えています。 
何となく大阪を思い出してしまいました。  展望台を降りて駅に戻る途中で、これも明日行くつもりの施設の看板を見つけました。最寄り駅は今日と同じです。
LUASに乗ってO'Connell橋の近くに戻ってきました。Daniel O'Connellさんの像には足許に翼があります。
 彼の唱えた4つの美徳の象徴: 愛国心と勇気、忠誠心、それに雄弁だそうです(Lonely planetの受け売り)。

 この日はここまで。まっすぐ南に下ってLUASのgreen-lineで戻ることにします。
結構肌寒かったので、途中の店でsweaterを買いました。


 ちなみに、LUASはIreland語でspeedの意味だそうです。

日曜日はさらに天候が悪化、雨に降られるのを覚悟して出かけることにしました。今日は屋内競技に徹しようと考えています。
 もよりのbus停を発見。この街のポストはさすがに緑です。停留所の前に教会がありました。
Busを降りて、再びO'Connell streetへ。Spireという針のような建造物です。高さは120m! 右は、LUASのAbbey street駅。
James's駅で降りて、東に向かっています。塔が途中でなくなったような教会の前を通過。
目指すはGuiness storehouse。26ヘクタールある醸造所の敷地内に設けられた博物館で、1769年創業以来の歴史を学びます。
新旧混在という様相。トマソンもあります。
日曜日とあって入場券を求める人の長い列がありました。Dublin passを持っていたので行列する必要もなく、すんなり中に入れます。7階まで順に見て歩けばご褒美にOne pint飲ませてもらえるとの説明。午前中から飲むのもどうかと思いましたが、ここは遠慮しないことにしました。最高で5,000人が働いていたこともあったのに、自動化の進展で600人まで減少したのだそうです。
順路通りに歩いて最上階へ。首尾よくご褒美のbeerにありつけましたが、天候はますます悪化。視界も開けません。
写真は窓ガラスの写り込みの少ないのを選んで載せています。
 降りてきて、玄関付近。これより下は、記念撮影をする人たちの顔が並んでいるので、trimmingしました。 再びLUASに乗って昨日も来たAbbey St.駅に。
わかりやすい矢印の標識に従って、次の目的地を目指します。後ろに見えているのは、St. Michan's Churchの塔。
Jameson蒸留所に来ました。ここはguided tourなので、申し込んでから自分のtourまで順番を待ちます。待ち時間に軽い昼食をすませました。
 Guideつきなので勝手なペースでは歩けず、写真撮影もままなりません。
Boschの絵に出てくる怪物を思い出す形状のstillが並んでいました。ここも最後に試飲がついて、おしまい。

外に出たら、雨が本降りになっていて、今日はもう店じまいしようと決めました。
川向かいを歩きながらずっと気になっていた教会まで来ました。Guide bookには載っていませんが、SS Augustine and John churchです。Cameraを濡らさないように傘を向けると、撮影者がしっかり濡れてしまうのを発見。繁華街までbus、そこからLUASに乗り継いでhotelに戻りました。
記録のためだけの写真。Hotelの建物の脇から右に突き出ている高架がLUASの線路です。 Hotelの前からGrand canalの対岸を眺めたところ。
円筒形の構造物の右がLUASのCharlemont駅です。
 翌日は予定通りに会合を終えて夕方の便でBerlinに移動。
この日は好天で、週末と入れ替わっていて欲しかったと思いました。ちょっと疲れていたのか、乗り継いだFrankfurtで本来乗るLH便と30分違いのflightのgateに向かって歩いてしまいました。

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