Musse Royal de l'Armee et l'Histoire Militaire Brussels, Belgium [September, 2008]

 たまにMosquito巡礼もやっています。前年の秋、Brussels市内で週末を過ごし、帰国後に入手した資料でこの街にも機体があると知って後悔しました。幸い、この土地で学会が開かれることになって旅程のやりくりにあまり苦労なく再訪できることになりました。
 日本から飛んで行き、翌朝hotelを出ようとしたところでsuitcaseの鍵が閉まらなくなっているのを発見。いつ壊れたか特定できないので航空会社に文句も言えず、現地で新しいのを調達することにしました。午前中に師匠から引き継いだ仕事を終えてから買い物をすませ、夕方の学会主催のdinnerまでの合間を利用しての訪問でした。
 
 地下鉄のMerode駅を出たところです。独立50周年記念の門が目につきます。  目指す王立軍事歴史博物館は門の右側。この写真は傾いていますね...。
 門の下から歩いてきた方を振り返っています  博物館の入り口には、すでに物騒なものが置いてありました。
 高いところから全体の感覚をつかもうとしたのですが、雑然としているとしか言えません。それでも、ともかくMosquitoです。
 
 周囲にいろんなものが置いてあるので、この機体だけ撮影しようとするのは無理だとわかりました。資料で確認したところ、この機体は夜間戦闘機仕様のN.F.Mk.30でした。独特の機首の形状は収容されていたA.I.Mk.Xレーダのため。上の二枚で見えている機首右側のふくらみは射撃カメラの収容部。爆弾倉と思っていた部分は20mm機関砲の収容区画だそうです。
 エンジンの展示。何かから引きちぎってきたようでもありますが、解説文が読めないので真相は不明です。
 まだMossyを追っています。これでは何だかわかりません。  こんな機体もあったという記録映像です。
 他のイギリス機もありました。  通信機なのでしょうが、説明がありませんでした。
 見慣れた人の顔がありました。説明文はフランス語とフランドル語。後者は何となくドイツ語に似ているようです。
 しつこくMossy。今度はベンツの大型トラックが登場してしまい、ここで万事休す。
 しかたがないので、他の機体を撮影。  渡り廊下から眺めても、見えないものは見えないのです。
 遂に、裏側に回り込みました。このアングルは珍しいと自分を納得させます。
 胴体着陸の結末に見えるプロペラ。  ここにもV1がありました。この街も標的になったと覚えています。
 飛行機以外の兵器の展示もありましたが、ほとんど関心がないので通過したのみ。
左のような装飾品(?)を作る発想は共感できません。
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