Bosch Pilgrimage, Munich, Germany (May, 1988)

古い写真を整理して巡礼の旅の記録にします。Munichにはなかなか行く機会がなくて、巡礼を始めてから9年目に実現しました。前半、US東海岸で仕事をしてNew YorkからLondonへ。一度街中に出て買い物をすませ、夕方空港に戻っていざMunichへというところで大失敗。ドイツに飛ぶのだからLHと思い込んでいたのです。実際はBAを予約していたので、せっかくたどり着いたTerminal 2から小走りでTerminal 1に戻る羽目に。あの渡り廊下は長い上に曲がりくねっていて、あわや乗り遅れるかと思いました。
翌朝、気を取り直して、早速Munichで最初の目的地へ。美術館、ドイツ博物館と巡っただけの一日で、いわゆる観光地には行けずに残念でした。
 その後、Europeに出張すると必ずと言っていいほど立ち寄る街になるとは思ってもいなかったし...。

 この街のBoschは"最後の審判"の断片横1m縦0.6m程度の小さなものです。小さい分、細部までしっかり観ることができるのですが、現時点では真作のlistからは外れています。Bosch工房の誰かが描いたと言うことでしょう。
 絵があ
るのは、Alte Pinakothekで、隣のNeue Pinakothekと併せて見応えのある作品が揃っています。
 街歩きは地下鉄と市電を使うので24時間乗り放題切符を買いました。昨今のそっけないcardに比べて念の入ったものです。

 当初、市電の路線図を持っていなかったので、U-bahnで中央駅の隣にあるKarlsplatzまで行き、そこから北に向かって結構な距離を歩きました。上の二枚の写真は歩きながら街角で撮影したのですが、今となってはどこだったか思い出せません。

 目的地の近くまで来たら27番の市電を見かけるようになり、どうやらこれですぐ近くまで来られるのだと理解が進みました。
 美術館の売店で市内地図を買うことができ、ここからドイツ博物館への移動は市電で。周りの景色も楽しめるし、正しい選択肢でした。
 Alte Pinakothekに到着。広い庭が快適です。  隣のNeue Pinakothek。ここのcafeは気に入りました。
これは美術館の入場券ではなく、クロークに荷物を預けたときの引換券です。どうして券を出さずに荷物を受け取れたのかは謎ですが。 こちらは、隣の美術館の入場券です。
 このときに泊まったhotelが、以後の定宿になりました。部屋の窓から中央駅を見下ろしたところ。  これも見覚えのある風景なのですが、さてどこだったか?
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