Berlin, Germany [May, 2002]

 出張の合間の週末、BerlinでBosch巡礼を計画しました。この街は比較的縁が薄く、ゆっくり街を歩くのは初めての経験。
 金曜日の夕方、UKを出て乗り継ぎで移動したところ、荷物がついて来なくて一騒動。この週の途中でも、Italy-Germany-UKの移動でlost baggageがあり、週に二回は新記録でした。おかげで、日本で準備していたBerlinの資料を持たずに街を探索することになり、気疲れのする土曜日でした。まず最初に着替えの調達に出かけて物価の安いのに驚きつつも、いつ荷物が戻るかわからないので、何日分買えばいいかも決められず、変数ばかり増える思い。それでも予定していたUnter den LindenのOperaに出かけ(ticketをhand carryしていてよかった!)、夜遅くhotelに帰ったら間違ってItalyに行っていた荷物が戻っていて、やれやれ。おかげで日曜日は心安らかに過ごしました。


 
2005年にこの本が出て、ずっと楽になりました。
Boschの作品はDahlem美術館にあるというのが、ちょっと古い資料からの情報。それを信じてU-bahnからS-bahnを乗り継いでDahlemへ。
看板には目指す美術館が載っていなくて、不安が募ります。
 とりあえず近くの博物館に駆け込み、受付で尋ねたら数年前に街中に新たにできた美術館に引っ越したと! そこならhotelから歩いて行けたのに...。
市内の博物館や美術館を網羅した地図をもらい、とぼとぼ元の道を戻ります。
途中、Philharmonieの脇を通過。ここにも嫌いなカラヤンの名前をつけた通りがあります。元のマタイ教会通りに戻る日はいつでしょう? 
Hall自体はSuntory hallが参考にしたところなので興味があり、一度はconcertに行きたいと思いました。

 下は2007年秋に希望が叶った証拠です。
 Dahlem美術館から移設した絵はポツタム広場に近いKulturforumにあるとわかり、そのなかのGemaldegalerieを目指します。クラナハやブリューゲルはあるのに、Boschが見あたりません。再度質問したら、博物館島の方だと。気力をそがれた瞬間でした。
 せっかく来たからと、隣のNeue Nationalgalerieも観て、いったんhotelに。
 
 日曜日、朝から雨模様ですが、巡礼をすませるまでは帰れません。Friedrichstr駅で降りて博物館島を目指します。左の写真の遠景は巨大なベルリン聖堂。右の写真が待望のAlte Nationalgalerieです。ここのBoschは"パトモスの聖ヨハネ"と数点の習作。ベクリーンの"死の島"も、ずっと探していたフリードリヒの"樫の森の僧院"もあり、充実していました。満足です。
 Berlin聖堂の一部。全景は到底撮影できませんでした。  雨に濡れ、見るからに寒そうです。
 
 2006年10月に、24mm単焦点で撮影。全景を入れるには、庭一つ分後ろに下がる必要がありました。
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