Milan, Italy  [from March, 2000 to October, 2006]

  もしかすると訪問回数が一番多かった街かも知れないのですが、現地の仲間の面倒見がよすぎて自由時間がほとんどない日程のことが多く、町歩きがろくにできないままでした。
 タイトルの写真は須賀敦子さん夫婦が勤めていた書店の2004年11月の姿。店の名前が変わっていますが、本屋には違いありません。 San Carloは、この書店が入っている教会の名前でもあります。(0411)
 写真の大半は2006年10月の撮影で、違うものには4桁の数字で年月をつけました。
 Duomoは一番大きい観光spotですが、ぶれていて偉容が伝わりません。(0411)  こちらはスカラ座。夕食前の散歩なので、気ぜわしく撮影しています。(0411)
少し時間ができたので中央駅周辺を散歩。Pirelliが建てた高層ビルですが、州庁舎になっていました。  Smartが駐車場を有効活用。
州庁舎の看板 Hotelの窓から。周辺はoffice街で建物が複雑に並んでいます。
今回電車に乗る用はありませんが、中央駅に行ってみました。Zurichとここを特急列車で往復したのは'89年1月。霧で空港が閉鎖になっていたのです。  駅の中。治安がいいとは決して言えない場所なので、長居は無用です。
Hotelの窓から見た中央駅。霧で見通しが悪いですが、画面左奥まで建物が続いています。(0003)  中央駅とMXP空港を結ぶbus。いつもは現地の仲間が送迎してくれますが、今回は週末にかかったので自力で移動するための下見です。
路面電車の新旧比較。 小型機がぶつかってできた穴。9-11の直後だったので、世界中で話題になりました。(0205)
Hotelの窓から。左右の写真は2日違いです。右が移動日で、飛ぶかなあと案じながら空港へ。
 空港も視界不良でした。それでもLHは定刻に飛んで、Munichに安着。危うく、また電車でアルプス越えを覚悟しないといけないところでした。
 あまり町歩きをしなかったのは、'04年に地下鉄の中央駅で怖い思いをしたからでもあります。乗車口で待っていたら、二人の男が並んで電車から降りてきました。脇を通過するのを待っていると、一人が突然前屈みになって私の両足首をつかんできたのです。反射的に身体を前に倒したところ、もう一人の手が上着の内pocketに入ってきました。そんなこともあろうかと、貴重品を全部hotelに置いてきていたので、被害はありませんでしたが、同行の現地の仲間ともども震え上がりました。
 他にも、late arrivalの連絡をしていたhotelの予約が勝手に取り消されていて夜更けに路頭に迷ったり、'89年にZurich-Milan間を日帰りした特急列車の中で車掌が"追加の手数料"を取りに来て領収書をくれなかったりと、旅の経験をいろいろ積ませてくれた街です。
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