Herrenchiemsee, Germany [September, 2000]

 ルートヴィヒ二世が建てた城のうち、NeuschwansteinとLinderhofは1997年にbus tourを利用して訪問しています。三つ目のこの城も、夏場はMunichからbusが出ているようです。9月末にUS中西部から飛んでいったときは、すでに季節はずれ、電車を乗り継ぐしか行きようがないとhotelで言われました。乗り慣れたSalzburgに向かう電車で、Prien駅まで行くことにします。  
 Lonely planetの情報を本格的に参照して出かけた初めての目的地でしたが、記述は実に的確で、迷うことなく目的地に到達しました。以来、どこに行くにもまずこれで調べてとなった次第です。当時はMunichという巻がありましたが、今はBavariaに統合されています。


 Denver-Washington D.C.-Munichと乗り継いで、金曜日の昼過ぎに定宿に到着。翌日の遠出の準備に外に出たところです。背中側が中央駅で、LHの空港busは画面左側にはみ出したところに止まります。  中央駅の二階からずらりと並んだ列車を眺めたところ。
 行き先表示板。Wienなどというのを見ると、乗ってしまいたくなります。  一夜明けて移動を開始。同行者は前日日本から入っていましたが、JLのlost baggageで着た切り雀状態でした。
 LPの記載の通り、Prien am Chiemsee駅で下車。何とも優雅なChiemsee bahnに乗り継ぎます。乗車券とフェリーの切符をセットで買えるので便利でした。  機関車を重点に撮影。一つ上の写真は、この機関車のプレートです。
 今にも雨が降りそうな天候。他の観光客もしきりに空を気にしていました。  動き始めた車窓から。江ノ電並みに住宅を縫ってゆっくり走ります。
船着き場に到着。いよいよ雲行きが怪しくなりました。  フェリーから沿岸を眺めています。遂に、この辺から雨になりました。
 Herren島に着いて、15分ほど林の中を歩くと城が見えてきます。あいにく外壁を修復中の模様。  庭を進んで円形の噴水まで来ました。
 城の正面から振り返っています。運河が伸びているのがわかります。Versaillesを真似て建造したものですが、こちらの方がはるかに壮大です。  少し視点を変えたら、運河が見えなくなってしまいました。
この後、guided tourで城内を見学しましたが、人がたくさんいて撮影は不可能。その分、ちゃんとした写真入りのguide bookを買ってきました。
 船着き場に戻る道の途中にあった古い教会。船着き場の脇で、遅めの昼食の後、フェリーで元の船着き場へ。もう少し天気がよければ、Frauen島にも回れたのですが、東に移動してきた時差も残っているし無理は禁物と退散しました。
 朝は乗り継ぎを急いだので、撮影できなかった蒸気列車の駅です。  こちらは、Munichに向かう郊外電車のPrien駅。線路をくぐる通路で、蒸気列車の駅につながっています。
 Munich行きの電車が入ってきました。右の緑色の列車は、ここから分岐するlocal線で、朝は、この線が船着き場につながっていると勘違いしてしまい、貴重な乗り継ぎ時間を浪費しました。  これは全くの余談ですが、翌日の日曜日から泊まったhotelの室内。学会の斡旋でしたが、足回りが悪くて不評さくさく。設備が不自然に近代的で、いかにもドイツの新しいhotelです。Shower roomの壁は全部透明glassで、部屋の壁も一面が全部glass貼りでした。気をつけないと、隣の棟から全部見えてしまいます。これまでの旅で、落ち着かない部屋の最有力に位置します。
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