伝説のゴダイバ婦人とゴディバチョコレート
Hiroshima Friendship Link with Coventry
      広島コベントリー会

ゴダイバ婦人の伝説


11世紀のコベントリーは、サクソンの国のひとつ
Mercia でした。領主はレオフリック。ゴダイバはその妻。


民衆を重税の苦しみから救うために恥を忍び裸で馬に乗って街を廻ったゴダイバは、コベントリーで最も愛されている女性です。中世の頃からゴダイバ祭りは盛んで、時々途絶えたこともありますが、現代も引き継がれています。


下のイラストは平岡典子さんが、ゴダイバのお話しをわかりやすく漫画にしてくださったものです。(実物はパステルカラーの美しいイラストです)





街の中のゴダイバ
Godiva in the city


街の中にはゴダイバゆかりの像がいろいろ見られます。
You can see Godiva Statues at some places within the city.
聖メアリーズ・ホールにあるゴダイバ像
Godiva Statue in the St. Mary's Hall


ブロードゲイトにあるゴダイバ像
Godiva Statue ( Broad Gate)

ハートフォード通りにあるピーピングトム像
Statue of Peeping Tom (Hearat Ford Street)
 ゴダイバ時計
Godiva Clock
  おまけの話誘惑に負けたピーピングトム
   
 1時間おきに馬に乗ったゴダイバが登場し、ピーピングトムがのぞき見するからくり時計。
Godiva on he hourseback come out of the door behind an peeping Tom appears everytime

  *でも、伝説にピーピングトムの話が付け加えられたのは16世紀になってからです。

   ゴディバチョコレートの由来  
   日本でもよく知られているベルギーゴディバチョコレートの社名は、実はこのゴダイバ婦人に由来するものです。

ベルギーのチョコレート会社の創始者がハネムーンでイギリスを旅したとき、コベントリーに立ち寄りゴダイバ祭りを見ました。彼はゴダイバの話に感動し、ゴダイバのように、みんなに喜ばれるようなチョコレート作りたいと願い、この名前を社名にして良いかコベントリーの市長に尋ねたそうです。すると市長は即座にOKしたのだ、というお話しをコベントリーで聞きました。