ある日、傭兵部隊の総帥ハイデルンは、悪夢にうなされて目を醒ました。

ハイデルン

「クッ、まただ・・・。また、サンドラとクララの夢が・・・。

ルガールは倒したと言うのに、まだお前達の魂は救われていないのか・・・・。」 

次の日、ハイデルンが部下の訓練にいそしんでいる時、クラークが大慌てでハイデルンの元に姿を現した。

クラーク

「隊長！こ、こんなものが届いていました！」

ハイデルンの元で、部下達を訓練していたラルフもその騒ぎに、2人の近くまで歩み寄ってきた。

ハイデルン

「ムッ！これは！？」

ラルフ

「キング・オブ・ファイターズの招待状！？しかも、この［R］の印は・・・！」

ハイデルンは無言で、手紙を開けて中を読んだ。

ハイデルン

「なるはど・・・・・。もし、この［R］がルガールならば・・・いや、たとえルガールでなくとも、国際警察でなく直接私に届けられたのだ。

我が部隊の名誉に賭けても、この大会に出場するしかあるまい。」

ラルフ

「隊長。分かってると思いますが、その大会には1人じゃ出場できませんぜ。」

クラーク

「その通り！是非我々も一緒に。」

ハイデルン

「フッ、お前達に言われずとも、元よりそのつもりだ。よし！ラルフ！クラーク！

今より我が部隊は特別任務にてキング・オブ・ファイターズに参加する！」 

ラルフ・クラーク

「了解！」

ハイデルン

「この［R］！ルガールに間違いない・・・。まさか、生きていたとは・・・。

ルガール！貴様の挑戦状、しかと受け取ったぞ！」