1.DEAR LOSER |
2.VANISHING LOVE |
3.PHANTOM OF GUILT |
4.SADISTIC DESIRE |
5.GIVE ME THE PLEASURE |
6.I'LL KILL YOU |
7.ALIVE |
8.KURENAI |
9.UN-FINISHED… |
1. DEAR LOSER
まさに、これから何か始まるぞ!と言わんばかりの緊張感を持つ曲。 YOSHIKIメロディー小爆発、といったところだろうか。メロディーはきれいなのだが、そこまでグッとくるものがない。 個人的にはサビよりもその他のメロディーの方が好みだ。
3. PHANTOM OF GUILT かっこいい曲だが、少しまとまりに欠ける感がある。
個人的には、hideの曲の中ではSCARSに並んでとても好きな曲。
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5. GIVE ME THE PLEASURE
YOSHIKIらしい歌詞が全編にわたって展開される。
歌詞が物騒すぎる。"I'll kill you"のフレーズが何回登場するのか。
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7. ALIVE YOSHIKIのバラードであるが、かなり強烈なバラードである。割と激しめのドラムが登場するということもあるが、なんといっても この曲が変ホ短調とホ短調で構成されているということが熾烈で、TOSHIにとって強烈極まりない作品である。 他のバラードはたいてい、イ、変ロ、ロ、ハ音(ラ、シ♭、シ、ド)が主音になっているが、このALIVEはなんと、高い変ホ、ホ音(ミ♭、ミ)が主音であり、超高音を歌いつづけるのだ…(UNFINISHEDもホ短調だが、あの曲はALIVEより1オクターブ下のホ音が主体なので、TOSHI にとっては何でもないと思われる)。 もう、狂気の沙汰の音域だ。後半でTOSHIが高いミを歌いつづけているところなんか、思わず「TOSHI頑張れ!!」と心の中で 応援してしまう。不覚にも、これほどまでの驚異の音域を持つヴォーカルを酷使したくなるYOSHIKIの気持ちも分からなくはない、と思ってしまった。 他にも、ベートーヴェンの月光ソナタ第1楽章のテーマを使用している冒頭や、なかなか主音に落ち着かないメロディーで、不安定な印象を持たせる前半など、けっこう聴き所満載の曲だと思う。
紅には3種類のバージョンがあり、このVANISHING VISIONバージョンと、シングルバージョン、そして
アルバム(BLUE BLOOD)バージョンの三つである。 ちなみに、VANISHINGバージョンのイントロ部分(静かな部分)の最後は、"I started running into the night to find the true in me"となっているが、BLUE BLOODバージョンでは、"true"が"truth" に変更されている。theの後には名詞が来るはずだから、truthが正解で、trueが間違っていたんだろう と考えるところだが、辞書を見てみると、"true"にも名詞の用法があるのである。YOSHIKIはこのことを 知っていて"true"にしたのだろうか。しかし、そうだとしたら後になぜ "truth"に変更したのだろうか。謎である… 美しい曲だが、最後まで楽しみたいならこの曲はBLUE BLOODバージョンで聴かねばならない。というのも、 この曲は途中で何の前ぶれもなくいきなり終わるからだ。そういったことを踏まえてこのタイトルなのだろうが、 初めて聴いた時は本気でラジカセが壊れたと思った。よく聴くと最後に"unfinished" と言っている。 |