LIVE LIVE LIVE TOKYO DOME 1993-1996   (1997.10.15)

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解散後まもない、1997年10月15日にリリースされた2枚組ライヴアルバム。
歌詞カードがしょぼすぎて、なんとなくがっかりした覚えがある。

各曲ごとに短いコメントをしたいと思います。印は特におすすめのものです。



DISK1
1.PROLOGUE毎度おなじみ。
2.BLUE BLOODTOSHIがとても辛そう。
3.SADISTIC DESIRE辛そうなTOSHIの声が、この曲の雰囲気に意外にマッチしている。
4.WEEK END TOSHIの声質がシングルの時と全然違ったものになっているので、ライブバージョンであると同時に、新バージョンのWEEK ENDといった感じがする。途中でYOSHIKIによるピアノのカデンツァがあったりして、聴き所は結構多い。
5.ROSE OF PAIN
 ACOUSTIC
TOSHI、HIDE、PATAの3人でアコースティックギターを弾きながら、TOSHIは伸びやかにこの悲劇的な曲を歌い上げる。このアレンジでシングルを出してもいいんじゃないかと思ってしまったほど、いい雰囲気だった。
ちなみに、この曲はTOSHIのソロのコーナーで披露されたものだが、ROSE OF PAINをアコースティックでやるということは、YOSHIKIには直前まで知らせていなかったという。というのも、『ROSE OF PAINをアコギでやるなんて言ったら絶対怒られると思った』かららしい。TOSHIらしいですね。
6.TEARS
 ACOUSTIC
TOSHIとハープの共演。とてつもなく豪華な雰囲気。
7.STANDING SEX かけ声を、hideが一人で頑張っているのが妙に切ない。
8.COUNT DOWN〜X 新年へのカウントダウンが冒頭に入っているが、「あけましておめでとうー!」のシャウトが何か滑稽。その後の 「今年もよろしく」も、やけに庶民的でほっとする。
9.ENDLESS RAINお決まりの、ファンによる大合唱。


DISK2
ほとんどが96年のDAHLIA TOURの音源になっている。
1.AMETHYSTこれまたライブではおなじみの曲。
2.RUSTY NAILYOSHIKIは以前、『ライブでは、ピアノは生ピアノのみ。録音では流さない。』と言っていたことがあったと思うのだが、この曲の中間部ではバッチリ、録音のピアノを流している。まぁ、些細なことなんですけどね。
3.DAHLIA 大体においてTOSHIの声のピッチが下がり気味だが、後半の静かになる部分だけはぴったり合っている。
曲が終わったあとのTOSHIの『DAHLIA−!!』のシャウトがかっこよかった。
4.CRUCIFY MY LOVE シングルの時よりもキーは下がっているし、ピアノ伴奏は簡略化しているし、オーケストラ伴奏もまったくない。それなのに、 個人的にはシングルよりもこのライブバージョンの方が好きだったりするから不思議だ。どこがいいとははっきりと言えないのだが、何か好きなのだ。
5.SCARS 本編もいいのだが、シングル等には入っていない、序奏みたいなのがとても好き。雰囲気が非常にいいし、TOSHIの声がカッコよすぎる。
6.WHITE POEM T 何でこの曲をこのアルバムに入れたのか、よく分からない。この曲(もちろん録音)が流れている最中は、ステージ上でYOSHIKIの変なパフォーマンスが繰り広げられており、CDから聴いたところでアルバム『DAHLIA』とほとんど変わらないからである。
7.DRAIN この曲のhideの声を聴いていると、どうしてもhideのソロの『DOUBT』や、『BACTERIA』が頭によぎる。
8.SAY ANYTHING
 ACOUSTIC
TOSHIとYOSHIKIのピアノのみによる演奏。とてもいい雰囲気だが、すぐに終わってしまう。
9.TEARS 観客との大合唱が非常に感動的。これをこのアルバムの最後に持ってきたら良かったのに…と思わずにはいられない。 最後、紅のイントロが少しだけ入っている。その後がとても気になる(笑)。
ちなみに、YOSHIKIが意外にも単純な和音で音をはずしている箇所がある。
10.FOREVER LOVE アルバム『DAHLIA』に収められているアコースティックバージョンと、通常のシングルバージョンが同時に聴けるという、 お買い得(?)版。
後半、TOSHIの声がかすれてくるのが逆にとてもいい雰囲気を創出している。



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