概略
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ヨーロッパでは引き続き十字軍が派遣されていたがその矛先はコンスタンティノープルに向き、 |
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一時ビザンティン帝国の代わりにラテン帝国を建国するなど、宗教的な目的とはずれていた。 |
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そのころ中央アジアでは1200年以降、ホラズム帝国がペルシア、中央アジアへ領土を拡大、 |
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インドではゴール朝のムハマンド=ゴーリーが暗殺されて分裂。初のイスラム王朝となるデリー |
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・スルタン王朝が成立した。中央アジアからインドにおいてイスラム教勢力が強盛となった、 |
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イスラムの破壊によりインド仏教に壊滅的打撃となる。そのころ北方アジアでは、遼、金と北方 |
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民族の王朝が続き、モンゴルでも氏族間の争いが激しくなり、部族の統合化が進みはじめて |
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いた。そのような情勢を背景としてモンゴルはテムジンをハーンへ推戴する。 |