信貴生駒山系、高台にあるため心電図室の窓から一望できます。
眼下には"ちはやぶる"の竜田川がながれ、真っ赤にもえる夕景がすばらしいです
同窓会のみなさま、明けましておめでとうございます。 平成16年のはじまりです。本年もがんばっていきましょう。 わたくしは、臨4期の部弘司でございます。 奈良病院は、1999年10月に生駒市の空気が澄んだ、たいへん静かな地に誕生いたしました。卒業生は、わたくしひとりです。 わたくしは、この奈良病院開院とともに大阪狭山市にある附属病院から異動し、早や4年になりました。 月日の経つのは早いものです。
現在、近畿大学の医療施設としては、附属病院、奈良病院の他に、堺病院(堺市)、日本橋クリニック(大阪市)と関西国際空港診療所(泉佐野市)があります。 附属病院のときも、卒業、開院とともに採用され、検査部を作っていったのですが、今回で、開院準備にたずさわること2回目になりました。 地上5階、地下1階、418床を有する病院で、2階に玄関、中央待ち合い、外来診療部門とともに臨床検査部があります。
病院の基本方針は、患者さまが、来院されたその日のうちに診断、治療方針のご説明を終え、快適な心温まる療養生活をおくっていただける体制づくりが、そのひとつとなっております。 さらに、奈良県北部地域の高度医療機関であるとともに、救急医療の基幹病院としても大きな役割を担っております。 また、地域住民健康管理のための医療公開講座やアメニティ向上のひとつとして中央待合ホールで開かれる院内コンサート(地域ミュージシャンや職員有志によるピアノ・弦楽演奏、コーラス等)が好評で、しだいに回を重ねております。
その中にあって、臨床検査部は、これらの方針に則り、医療行為が迅速、円滑に実施されるよう、チーム医療の視点から、日々、全員で努力を傾けております。 現在は、ISO等の第3者評価基準適合への整備をすすめております。
さて、心電図室から眺めた信貴・生駒山系にかかる真っ青の空と真っ赤に染まった夕焼けはいかがでしょうか。 わたくしにとっては、この周りの季節、時刻の変化と朝の小鳥のさえずりが、身体と心をリフレッシュしてくれるひとつとなっています。
なお、当院への足は、近鉄奈良線生駒駅もしくはJR大和路線王寺駅経由で生駒線東山駅(生駒と王寺のほぼ中間)から病院行き直通バスがあります(わたくしは、毎日、歩いておりますが)。 また、車では、第2阪奈壱分ランプから南へ約10分のところ、西名阪からは香芝を出て北へほぼ25分のところです。 近くに来られることがありましたら、是非、お立ち寄りください。 歓迎いたします。
近畿大学医学部奈良病院 奈良県生駒市乙田町1248−1 0743-77-0880
臨4期生・高部
平成15年11月26日受付