佐世保港監視・抗議行動速報33
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 11月5日(月)天気:曇り、だいぶ冷えてきた、のち小雨

06:50 監視ポイントにつく。
前畑弾薬庫ゲート前、1人の機動隊員、ジュラルミンの盾。警備車もある。
07:07 海自支援船YT58が倉島から立神へ向かう。すでにもう1隻の支援船は立神についていた。海保巡視艇CL217がSSK岸壁前で警戒態勢。
07:22 海自ボート(2人のり)立神より倉島へはいる。
07:23 立神の護衛艦きりさめ(104)から煙あがる。
07:30 補給艦はまな(424)が立神桟橋を離れて沖合へ。7時50分、艦首を港口へむけ出港。
07:44 きりさめが4度目の煙をあげる。
07:50 きりさめが6度目の煙。海保の巡視艇は前のママ待機。
07:55 海自支援船YT78が倉島より出て立神に向かう。
08:00 朝礼ラッパがなる。
08:01 海自支援船YT78倉島より出る。同時刻、海自支援船YL15が沖から倉島へ戻る。
08:09 護衛艦いそゆき(127)が煙あげる。
08:11 米軍支援船FAS1隻が立神から沖へ向かう。
この間、きりさめいそゆきの2隻がレーダーを回している。
08:17 錨泊している「いそゆき」ボートが母艦艦尾と係船ブイのつなぎ部分を調べていたが、そのまま離れた。
08:25 護衛艦さわぎり(157)が立神を離れ沖へ向かって動き出す。8時45分艦首を港口にむけ、やがて消えた。
08:36 護衛艦きりさめ(104)が立神桟橋を離れ、沖へ。8時52分艦首を港口にむけ出港。
08:50 イージス艦護こんごう(173)が動き出し沖へ。そして港口に向かう。
同時刻、沖合から赤いタンカー(モンターキュ)がSSK支援船に押されて、赤崎3号岸壁に。
08:58 PILOT船1隻が沖からきて、ゆっくりあたりを巡回。
09:02 錨泊中の護衛艦いそゆき(127)がブイから離れ動き出し、沖へ。
09:10 倉島地方隊から護衛艦はるゆき(128)が出てきて出港。
09:13 海自支援船YT84が倉島から沖へ。崎辺方面に消える。
09:15 YT78は、立神から黒いクッションボールを押しながら崎辺の方に消えた。
09:25 崎辺の方から(すでに入港していたと思われる)海自支援船YAS01があらわれ倉島へ。
09:30 YAS01を追うように、崎辺からYAL01があらわれ倉島へ。
09:32 海自支援船YT80が倉島からでて沖へ。
09:40 沖から海自支援船YT84が戻ってくる。
09:45 監視終了

午前9時45分時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近 護衛艦やまぎり(152)
赤崎岸壁 タンカー(モンターキュ)
立神港区 掃海艦パトリオット、掃海艦ガーディアン、ホテル船
立神錨地  
海自立神桟橋 護衛艦くらま(144)
倉島岸壁 護衛艦おおよど(231)、護衛艦せんだい(232)、輸送艇1号(2001)

こんごうはまなさわぎりなどのインド洋派遣有力艦船は今朝出たが今日また帰ってくるという(マスコミ情報)。本番にむけた調整的動きだろう。くらまも昨日帰り、先遣隊出動の日時が迫ってきた。昼から夕刻までの監視体制が必要になってきた。人手をつのろう。
抗議行動 12時15分から40分まで、京町アーケードで街頭宣伝【山下千秋】

日本参戦を阻止するキャンペーンNo.5
90万人餓死の恐れ
国連特別代表「
一刻も早く空爆停止を

アナン国連事務総長も「戦争終結」を
 アナン国連事務総長は「軍事作戦はできるだけ早くやめ、戦争が終わることを望む」と強調。ブラヒミ国連特別代表は「いまは時間とのたたかい。間もなく冬がやってくる。アフガンでは三ヶ月分の食糧しかなく、90万人は餓死の危険に直面している」とアメリカの空爆停止を訴えました。(パキスタン訪問中の同代表の記者会見)

国連アフガン人道事務所も
 国連アフガン人道事務所は「人々がこの冬に生き残るために、食糧や住居、衣服を供給し続けることが強く求められている」と表明しています。

NGOも「空爆で援助活動ができない」と非難
 こうした援助を続けているNGO(非政府組織)では「難民救済活動が空爆のために、中断を余儀なくされている。ただちに空爆中止を」と悲痛な訴えを行っています。

逆行する日本の戦争後押し
 こうした非人道的な報復戦争に、アフガン難民救援関係者がこのように空爆中止を求めている時に、日本政府は戦争後押しのために、自衛隊を送り出すというのです。その自衛隊に、無差別殺傷兵器であるクラスター爆弾などの弾薬・武器を米軍のために輸送させるというのです。戦争がなくても「弱り切っているアフガン国民」にどうしてこんな爆撃を加えることが、人道上許されるでしょうか。人間としてやってはならない残忍なことを、私たちと同じく生活をしてきた佐世保市民(海上自衛隊の皆さん)に強制しようとしています。自衛隊の報復戦争参加をくい止める世論と運動を広げようではありませんか。