佐世保港監視・抗議行動速報18
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 10月21日(日)天気:雨

06:50 前畑弾薬庫ゲート前、白い車(警備車)が1台。台船は4隻。
07:00 監視ポイントにつく。雨も降り、まだ暗いということか。それでも必要ないと思われる米軍赤崎岸壁の街灯がまだ点灯している。その街灯は7時30分頃までつけっぱなし。(電気代がかかるはず)
07:04 海自支援船YT70が倉島から出て、立神桟橋に。例の黒いクッションの役割をもつゴム製の球をもっている。
07:05 もっと早く倉島を出ていたのだろう。海自支援船YT78が立神桟橋付近で漂っている。
07:28 海自支援船YT84が倉島から、やはりゴム製の黒いものを立神まで運び、イージス艦ちょうかいの横につける作業を行った。
07:35 同船はその後立神前に待機。その結果立神付近にYT707884の3隻の支援船が待機という状態になった。
赤崎貯油所前を黒い大きな艦船が入ってくる。あまり見たことのない艦船だ。艦首に大きく5105と書いてある。海洋観測艦にちなんだ。どこにつけるのだろう。何のために佐世保に(?)。
07:45 にちなんは旗艦くらまの左隣に支援船に支援されて係船した。
07:55 支援作業が終わったのに、3隻の支援船はまだ倉島に帰ろうとしない。また付近をうろついている。まだ艦船が入ってくるではと思った。
08:00 いつもは聞こえる朝礼ラッパが聞こえない。立神係船艦船の乗組員の姿も確認できない。視界が悪い。
08:10 海自支援船YO30(視界不良で断定できない)も倉島から出て立神前に。
08:11 米軍小型ボートが平瀬―立神港内へ。
08:13 沖から護衛艦さわかぜ(170)が入ってきた。
08:26 さわかぜは、護衛艦あさかぜの隣に係船。
08:31 沖から今度は護衛艦ゆうだち(103)が入ってくるではないか。YT7884が係船を支援。ちょうかいの横につけた。今度はいま係船したばかりのゆうだちに向かって支援船YT70がまたゴムをもっていく。そしてゆうだちに取り付けにかかった。まだ入ってくるのだろう。
08:40 案の定、また赤崎前には護衛艦あさぎり(151)の姿が見える。
08:43 支援船3隻がゆうだちから離れる。1隻は倉島へ。2隻はあさぎり係船支援についた。海自ボートが3、4隻それぞれの母艦近くにいるようだがよくわからない。
08:50 米軍小型ボートが巡回。
08:52 支援船が倉島へ引き揚げた。
09:10 監視終了

午前9時10分時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近  
赤崎岸壁 給油作業台船
立神港区 救難艦セーフガード
海自立神桟橋 護衛艦くらま(144)、補給艦はまな(424)、護衛艦あさかぜ(169)、護衛艦さわぎり(157)、イージス艦こんごう(173)、イージス艦ちょうかい(176)、護衛艦きりさめ(104)、護衛艦あさぎり(151)、護衛艦さわかぜ(170)、護衛艦ゆうだち(103)、海洋観測船にちなん(5105)
倉島岸壁 護衛艦いそゆき(127)、護衛艦はるゆき(128)、護衛艦おおよど(231)、護衛艦せんだい(232)、護衛艦とね(234)、
輸送艇1号(2001)
感想 日曜日で動きがどうかなと思っていたが、大きな動きがあった。5105の佐世保入港。最新鋭の改良された海洋観測船にちなんだ。確か一昨年完成して、昨年配置についたばかりだ。インド洋派遣との関係は?。「さわかぜ」などの帰還によって、18日出港した艦船はこれで全部帰港したことになる。それにしても現況は立神に大型艦船が11隻に係船したことになる。強大な海自基地を見せつけられる思いだ。【山下千秋】