佐世保港監視・抗議行動速報15
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 10月18日(木)天気:曇り、風もあり少し寒い

06:55 前畑弾薬庫ゲート前、白い警備車が1台。いつもある台船が1隻も見えない。どうしたのだろう。監視ポイントにつく。◆昨日不審車とみた薄いグレーの(98−76)が早くやってきて、当方から5mほどの所につける。
07:03 平瀬より米軍支援船(3人のり)が出てきて沖合へ。
07:20 海自の運搬船(作業船)1361が出てきて沖へ。
07:25 米軍の小型ボートが沖から戻る。(平瀬へ)
07:45 海自支援船YT60(5人のり)が倉島から出て前畑の方へ。
07:58 海自支援船が前畑あたりからでて港口方面へ。(後刻判明したがYT84で前畑造船所で修理していたもの。
08:00 朝礼ラッパが鳴る。
08:13 米軍支援船1隻が平瀬より沖へ。
08:15 護衛艦せんだいから海自ボート(5人のり)が倉島から沖へ。
08:25 海自支援船YT58YT70の2隻が倉島から沖へ。
08:26 護衛艦せんだいが倉島より出て沖へ向かう。艦上甲板に20人ほどの乗組員が見える。
08:30 海自給油船(YO30)倉島より出て沖へ。
08:36 海自支援船YT76が倉島から出てきて立神2号桟橋に接岸。7分後に倉島に戻る
08:42 海自支援船YT69が倉島より出てきて立神2号桟橋に接岸。5分後に倉島に戻る。YT76YT69とも2号桟橋に黒くて丸い球形状のゴム製のものをつけた。(帰港する艦船のクッション)
09:10 海自支援船YT80沖合から倉島に戻る。
09:13 海自支援船YT69倉島よりでてくる。これも黒い球2個を運んで立神の2号桟橋に取り付けて再び倉島に戻っていく。
09:35 情報提供あり。「えびす湾に海自艦が集結している」とのこと。18日帰港の予定通り「こんごう」など立神に接岸するだろう。
10:02 米軍小型ボート1隻、沖合より平瀬の方へ
10:05 米軍ボート平瀬より沖へ(5人のり)
10:10 海自護衛艦せんだいが沖合より入ってきて、庵浦の前で向きを変えて「えびす湾」の方へ。
10:28 米軍の支援船1隻沖合より戻り平瀬へ。
10:50 米軍FAS25沖より戻り、平瀬に入る。また米軍支援船が沖から戻り平瀬へ。倉島の方よりPILOT船が目の前の岸壁に着けて、男1人を降ろす。その男は中国貨物船のなかに入っていった。船はしばらく待機していた。
11:05 海自支援船YT78、倉島からでて赤崎前で待機。海自支援船YT69とともに待機している。
11:10 海保の巡視艇1隻が倉島から出てきて沖へ向かう。3日前から接岸していた中国貨物船が出港していった。同時に待機していたPILOT船も沖へ向かう。
11:23 米軍支援船2隻、平瀬より出てきて沖へ向かう。
11:25 海自支援船2隻が「えびす湾」の方より姿を現してこちらへ向かう。
11:32 支援船YT58YT70が港中央で待機。
11:35 海自の運搬船1隻が沖から戻ってくる。
11:41 海自護衛艦せんだいが沖合からきて、目の前をゆっくり通過し、待機していた支援船2隻とともに倉島に入る。
11:45 海保の巡視船が上記のあとを追うように倉島へ。
11:55 沖合にイージス艦こんごうの姿が見えてきた。
12:03 こんごうが赤崎前を通過し、その時ラッパが鳴り響く。(歓迎のしるしか。ちがう、帰還したという示威行為そのものに違いない。はじめてのこと、ついにここまでやるのかという思い)
12:12 こんごうが立神2号桟橋の左側へ。
12:15 庵崎前を次の艦船が入ってくる。最新鋭護衛艦きりさめ
12:20 倉島より1隻の支援船が沖へ向かう。
12:38 入ってきたきりさめこんごうの横へ。
12:45 3番目の護衛艦さわぎりが入港。同時に4番艦が庵崎に見える。(第二護衛隊群旗艦くらま)。疲れたので監視を終える。監視時間5時間50分

午後0時45分時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近 庵崎貯油所に赤いタンカー1隻
赤崎岸壁 米軍小型タンカー
立神港区 揚陸艦ジュノー、掃海艦ガーディアン、掃海艦パトリオット、救難艦セーフガード、測量船ジョン・マクドネル
海自立神桟橋 護衛艦あさかぜ(169)、補給艦はまな(424)、護衛艦さわぎり(157)、イージス艦こんごう(173)、護衛艦くらま(144)、護衛艦きりさめ(104)
倉島岸壁 護衛艦いそゆき(127)、護衛艦あさゆき(132)、護衛艦おおよど(231)、護衛艦せんだい(232)、護衛艦とね(234)
感想 本日(18日)テロ対策法(自衛隊参戦法)が衆院本会議で強行採決。戦後歴史の大きな転換点となろう。強行した連中(自民・公明・保守党)を絶対に許さない。インド洋派遣予定の艦船が帰ってきた。次はいよいよ戦争参加の出撃だ。戦後が終わり、新しい戦前の始まりを許してはならない。子々孫々にどのような申し開きができるだろうか。今こそ平和の国民的総決起が求められる。【山下千秋】