佐世保港監視・抗議行動速報10
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 10月13日(土)天気:晴れ

06:55 前畑弾薬庫ゲート前、車1台。作業現場付近も変化はない
07:00 監視ポイントにつく。
現況:立神桟橋は変化なし。8隻。
倉島には護衛艦はるゆき128)はいなくなり、いそゆき127)が接岸。護衛艦おおよど231)、せんだい232)、とね234)が新たに接岸していた。
07:05 米軍ボートが港内を走っていった。
07:09 海自支援船YT70が沖へ。
07:12 海自支援船YT58が沖へ。
07:15 海保巡視艇CL217が沖から戻る。
07:32 立神の海自艦船3隻がレーダーを回しはじめ、煙を出し始める。海保の巡視艇は立神の海自艦船の後方に停止したまま動かず。
07:45 イージス艦こんごうも煙を出し始める。
07:48 立神の海自艦後方に艦船搭載のボート5隻がでている。
07:56 支援船YT78が倉島からでて、護衛艦きりさめに接近。
08:00 朝礼のラッパが鳴る。ほぼ同時に倉島より支援船2隻が立神の方へ。これで5隻。
08:05 支援船YT57も立神へ計6隻。海保の巡視艇も1隻増えて計2隻で監視・警戒。
08:09 米軍ボートが平瀬−立神へ。
08:13 海保ヘリコプターが市街地上空から港へ。二回目は超低空(約50メートル)で警戒飛行をおこなう。
08:22 護衛艦さわぎりのロープがはずされる。2分後に動き出す。
08:25 護衛艦さわかぜが動き出す。
08:27 山下千秋理事長が宣伝カーのマイクで「訓練中止、インド洋派遣参加中止」の呼びかけをおこなう。(約15分間)
08:35 護衛艦あさぎりが動き出す。
08:38 イージス艦こんごうが動き出す。
08:43 山下氏「こんごう」乗組員に呼びかける。護衛艦きりさめが動き出す。
08:52 第二護衛隊群旗艦くらまが動き出す。
08:58 護衛艦ゆうだちが動き出す。
09:02 補給艦はまなが動き出す。
09:15 はまなが赤崎前を通過。8隻の出港が終了した。この間、山下氏ずーっとマイクから呼びかけを続ける。
09:20 護衛艦あさかぜ169)が入港し、立神に係船。

午前9時40分時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近  
赤崎岸壁  
立神港区 揚陸艦ジュノー、救難艦セーフガード、測量船ボーディッチ、測量船ジョン・マクドネル
海自立神桟橋 護衛艦あさかぜ169
倉島岸壁 護衛艦いそゆき127)、護衛艦おおよど231)、護衛艦せんだい232)、護衛艦とね234)、輸送艇1号2001
感想 8隻の大型艦船が音もなく次々と出港していく様は不気味。いよいよ戦争参加の暴挙がはじまっていくのだな。通常訓練というがインド洋派遣予定の有力艦船ばかり。実戦に向けた最後の指揮・統制などの連携作業の確認など、インド洋派遣(戦争参加)に備えた訓練になることは明白。18日に帰港しそれからは国会の推移、報復戦争の推移をみていよいよ実戦参加ということになるのだろう。この事実をどう広げていくのか、現地の活動は大きな責任を持っている。【山下千秋】