5月9~10日、米軍は5回目となるLCACの夜間航行訓練を強行しました。9日、県平和委員会のメンバーなどが、西海市寄船地区で監視・抗議行動を行いました。
夜間航行訓練を行ったのは2隻。1隻目は午後6時15分、2隻目は27分に寄船地区の沖合を通過し佐世保港外へ。日没後の午後7時44分と48分に戻ってきました。
航路上で民間の船とすれ違うため、ルールに従いお互い左右に分かれて進む場面では、西海市議の渕瀬栄子さんたちが「危ない当たる!」と叫んでいました。少し騒ぎすぎのような気もしましたが、民間の船と近い距離ですれ違ったことは間違いなく、騒音と水しぶきで相手の船も怖かっただろうと思います(写真)。
途中でドクターヘリが上空を飛んでいきましたが、その音よりLCACの方がうるさかったです。寄船地区の騒音測定機の結果によると、騒音は最大で81.8デシベルでした。
10日はマスコミに整備場と夜間航行訓練を公開。3隻が午後6時すぎに整備場を出発し、戻ってきたのは午後8時頃といいます。米軍に協定を守らせるためにも抗議の声を大きくしていきましょう。
(2018年5月11日)