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沖縄ばっかりが犠牲は理不尽

対話すれば反応が返るジュゴンアクション

 1月28日の夕方、ながさき平和委員会U40+はハマクロス前で今年最初のジュゴンアクションを行いました。チラシ「基地問題これって沖縄だけのもの?」を配りながら、折り紙ジュゴンの激励メッセージと辺野古新基地建設反対の署名を訴えました。

 特徴的だったのは二人連れのおばさまの声—「沖縄の人は基地があるおかげで経済的に潤ってる」「日本はもっとアメリカと仲良くしておかないといけない」—。いろいろと話をしてみましたが、署名なんかまでは至らず。

 やっぱりほんとに根源的なところで騙されてる人がまだまだいるのだなと思いました。沖縄の経済、安保条約の正体…みたいな論点で学習会も必要ですね。

 また女子中学生?グループと対話となりました。「あ、沖縄のことだ!」「辺野古のこと知ってる?」「はい、知ってます。でも辺野古ってどこにあるんですか?」—これまでの経緯を話すと「ひどい!アッタマきた!私書きます!」他の子も「私も!」と署名とメッセージを書いてくれました。

 その後ろにいた男子高校生のグループも「あ、沖縄、オレ知ってる。書きますよ」と。「いいことしたからいいことがあるかなぁ」「必ずいいことがあるよ」と言うと他の子が「よし、オレも書く。試合(某高校のボクシング部)に勝てるかな」—ちょっと笑ってしまいましたが、「いいこと」と思っていることに感動です。

 他にも「沖縄ばっかりが犠牲になってるのが理不尽だ。どこにも作っちゃいけない(49歳・女性)」「危険な部分があるのでいらないし、やめてほしい(高校1年・男性)」「海が綺麗な上五島出身なので、綺麗な沖縄の海と自然を守ってほしい(大学2年・女性)」といった声が寄せられました。

(2017年1月29日)