1月16日、ながさき平和委員会U40+はハマクロス前で沖縄のたたかいに連帯する16回目の「ジュゴンアクション」に取り組みました。
ジュゴンの折り紙にメッセージを書いてもらい、平和の思いを沖縄の現地に届けます。世界一危険な普天間基地に市の中心部を奪われている宜野湾市の市長選(1月24日投票)を紹介したビラを配布しながら対話を行いました。
青年らはジュゴンの折り方を子どもたちに手取り足取り教えていました。ジュゴンが出来上がると、子どもらに笑顔があふれました。「きちはつくらないで」「海をきれいに」など、それぞれの素朴な思いをメッセージに託しました。約1時間の行動で、38個のジュゴンメッセージが寄せられました。
同時に基地反対の署名も呼びかけました。長崎市の子どもづれの女性(46)は「テレビで時々映される沖縄で起こっていることは本当ですか?」と質問しながら署名。「沖縄に基地が集中する現状はおかしい。政府はもっと沖縄県民一人ひとりの意見を聞いて政治をしてほしい」と話しました。「映画『戦場ぬ止み』を見たかったんですよね」とも語り、「また長崎でないでしょうか?」と聞いてきました。
ビラ配布に目もくれず一直線にメインテーブルに駆け寄りメッセージを書いてくださった70前後の男性は「沖縄以外にも基地はあるのでしょう?なんで沖縄にばっかり」と。「いらない、基地はいらない、頑張ってください」と激励してくださった70代の女性3名の声がありました。また「この署名はみんなするわよ」と署名用紙を何枚か持って行かれた方がおられました。あとで送ってくれるそうです。
一方、折り紙ジュゴンで埋まったメッセージボード4枚が宜野湾市長選の沖縄統一連現地事務所に届けられました。稲嶺名護市長の「激」を囲むように、その扱いは「破格」だったそうです。何人も立ち止まっては、ジュゴンメッセージを見ていました。「いいねー、どこからだろうね」「子どもさんの字だね。涙が出る」等々。
(2016年1月17日)