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沖縄復帰の日に ジュゴン・アクション10

 沖縄復帰の日の5月15日夕方、40歳未満の青年らを中心にした「ながさき平和委員会U40+(アンダーフォーティプラス)」は、辺野古に基地を造らせない沖縄連帯の「ジュゴン・アクション」をハマクロス前で行いました。

 安倍政権に「黙ってはいられない」と青年会員らが立ち上がり、昨年8月から始めた行動は今回が10回目となりました。ジュゴンの折り紙に平和のメッセージを書いてもらって青い台紙に貼るという、敷居の低い参加型の行動で、あわせて「辺野古署名」も呼びかけています。メンバーはジュゴンのお面を着け、ジュゴンが辺野古の現状を訴えているチラシを配布。オリジナルの幟旗や風船、ちーたん/ジュゴンのステッカー、辺野古の海の写真パネルなどを活用し、沖縄ソングも流しながらの「立体的な」行動となっています。

 「自然を守るために頑張って」「きれいな海のまま息子たちに残そう」「負けない!平和を取り戻すぞ」などといったメッセージが寄せられました。パネルを見ていた男子高校生は「辺野古に基地を造らせたら、大変なことになりますね」と話しました。高校生の母親は「この行動をフェイスブックにアップします」と言って、スマートフォンで写真を撮っていました。

 メンバーの飯田彰吾さんは「戦争法案の閣議決定は、元はと言えば、日米安保に関係します。根っこは同じです。今回、朝日新聞が取材に来てくれました。マスコミでも、辺野古と戦争法案は別問題と考えていないと思います。市民に考えてもられる機会をつくらねばなりません」と話しました。

 沖縄の「建白書」に結集する広範な人々のたたかいに連帯して、これからもアクションを起こしていきます。次回からは毎月15日(じゅーごんのひ (^^!))を軸に行っていく予定です。

(2015年5月16日)