1月17日、赤いものをまとった7,000人以上の女性たちが国会をヒューマン・チェーン(人間の鎖)で二重、三重に包囲し、安倍政権に抗議しました。赤は怒りの赤、平和への情熱の赤です。
これに呼応して同日、長崎市でも90人が鉄橋で連帯行動を展開しました。集団的自衛権には反対だけど、何をしたらいいか分からないという人たちが『嫌だ』と意思表示する場にしたいと参加を呼びかけたものです。
参加者は、赤いマフラーやジャケットなどを身につけて宣伝。行動の呼びかけ人ら7人がリレートーク。戦争の悲惨さや、被爆地ナガサキの思いなどを語り、それぞれが「殺し合うのは嫌い」「子どもたちを戦争に行かせない」と訴えました。
集会後は繁華街でパレード。長崎のうたごえ協議会の伴奏で「青い空は」などを歌い、また「怒」と書いたレッドカードを手に、「戦争だけは絶対にダメ」「被爆地から反対の声をつたえましょう」と呼びかけました。
(2015年1月18日)