8月28日、ながさき平和委員会U40+(アンダーフォーティプラス)は辺野古の海の埋め立てを許さない沖縄連帯の「ジュゴン・アクション」に長崎市浜町アーケード内で取り組みました。安倍内閣の悪政に「だまっとられん」と始めた1回目の行動にはメンバーを中心に青年ら15人と子どもたちが参加しました。
メインの青いボード、辺野古の資料ボードを机とセットし、オスプレイNO!のカラフルな風船も飾り付け、かわいさ抜群(自画自賛?)。青いボードには沖縄のハイビスカス、長崎のアジサイ、そして人間の鎖で繋がってるデコレーション。ジュゴンのお面も付けて「折り紙でジュゴンを折ってメッセージ書いて貼り付けてくださーい」と、チラシを配りながら声をかけました。150枚のチラシはほとんどなくなりました。
チラシを受け取ってくれた方々に声をかけ、ジュゴンを折ってくれるようにお願いしました。「ジュゴンって?」という人、辺野古の問題をまだ知らない(いや、知らされていない)人も多く、辺野古のことを説明し、今海上で行われていることも知らせると、ほとんどの人はボードに歩み寄ってくれました。折り紙を折った長崎市の男性(36)は「なぜ、沖縄に固執するのか。つくらないのが一番いい」と述べ、沖縄に基地が集中する現状と、無関心な人たちへの怒りを訴えました。
「ジュゴン知らない」という人には、ニュース画面のパネルを見てもらいました。いっしょに折り紙を折ってくれる人もたくさんいました。
「ジュゴンを困らせることは大反対」「きちをつくらないで」「武器より未来を」「未来のために」「今の自然をなくさないで」など、ジュゴンの折り紙にたくさんのメッセージが寄せられました。
今日の行動は、「知らなかった人に少しでも知らせることができた」ことが一番の収穫でした。ジュゴンを折ってくれた人、メッセージだけでも書いてくれた人、そして参加した皆さんの心に何か残ったはずと確信しています。思いが寄せられたボードは、週末に沖縄に行く仲間が、現地の方に手渡します。
(2014年8月28日)