11月19日の国際シンポジウムから始まった日本平和大会IN佐世保は22日、全日程を終了して閉幕しました。この大会を通して、米軍基地の再編強化が急速に進められる一方、米ブッシュ政権が国際的孤立を深め、日本でも小泉政権と国民や自治体との間の矛盾が深まっていることが浮き彫りになりました。
閉会総会で確認された行動提起の要旨は以下のとおり。
- すべての参加者が職場、地域、学園で報告集会をまずき開き、大会で得たものを職場や地域のなかま全体のものにしよう。
- 11月30日から12月14日までを「ファルージャへの攻撃即時中止、アメリカのイラクからの即時撤退、自衛隊の派兵延長反対」を求める運動強化月間にしよう。
- 名護市民投票で勝利した12月21日を沖縄の基地撤去要求実現に連帯する全国いっせい行動に設定し、多彩な取り組みを展開しよう。
- 米軍基地再編強化の問題を、目に見える基地撤去・強化反対の行動として取り組もう。自治体との連携を強め、有事法制体制の進行状況を把握し、体制づくりを許さないたたかいを強化しよう。
- 改憲阻止、NPT再検討会議に向けた行動を強化しよう。