平和キャラバン県実行委員会を結成
沖縄代表を迎える3月20日・21日の行動を決定

　平和大会で提唱された「ジュゴンと平和を守れ、米軍新基地建設反対、名護〜東京・全国縦断平和連鎖行動」（略称：平和キャラバン）を成功させるための県実行委員会は、2月24日に諸団体の代表など20人余の参加で結成しました。
　冒頭、山下千秋日本平和委員会理事を講師にして学習会を行い、平和キャラバンの意義を深めました。
　普天間基地撤去を要求する沖縄県民の願いを逆撫でし、ジュゴンの棲む名護沖に、自然を破壊し、強大で最先端の前線基地を日米両政府によって新しく建設し、この夏にも具体案を決定する動きがあるなかで、この平和キャラバンは実施されます。

１兆円を投じて平和と環境を破壊する新基地建設反対の声を全国に

　沖縄から本土へ米軍実弾演習が移るなかで、いま急速に本土の沖縄化が進んでいます。本土6カ所の実弾演習反対、神奈川・大和市、山口・岩国市などＮＬＰへの住民の反対は、米軍への断絶を首長に言わせるほどの矛盾を本土にも作り出しています。
　新基地建設がアジアの平和の流れに逆らい、基地撤去・縮小を願う沖縄県民の願いを踏みにじり、名護市民投票の結果をじゅうりんする民主主義破壊であり、ジュゴンの海を奪う環境破壊であるという思いは、沖縄も本土も同じです。
　また、基地の建設費用は１兆円の大プロジェクトですから、基地に関心の薄い人でも闘いは共同できるものです。
　平和キャラバンの諸行動にみなさんのご協力をお願いします。

長崎（鉄橋）、佐世保（四ヶ町）で宣伝行動
各団体には事前の署名もお願い

平和キャラバン長崎県実行委員会連絡先
　長崎県労連　Tel: 095-828-6176 Fax: 095-832-8045 　川尻　　　　Tel: 095-882-1100 Fax: 095-882-1731